★2018年、8/6

いよいよ、手術日。
早く私の身体の中から、
悪い腫瘍を取り除いてほしい!
…と、思いつつ

2カ月前の血尿以来、何の不調もなく、
本当に私の身体に
「がん細胞」があるのか…
手術をして…あえて弱ってしまう?
正直、まだ少し半信半疑ではありました。


新薬アラグリオを服用し、
光りを避けるため、
ツバの広い帽子にサングラス…こっけいな姿で
家族に見送られ、手術室へ。

手術準備をされる最中、
私の恐怖心がものすごく、
心臓バクバク、震えが止まらず…
「手術中は動くと危ないからね!」と念を押されれば余計に恐怖心をあおられ。
氷を体に当てられて、麻酔の効きを確認されるも
冷たいのかどうかすら判断出来ず、
結局、睡眠薬を使うと。

目が覚めた時は
病室で、家族が心配そうに覗き込んでる状態でした。

★医師からの説明
「局所麻酔で手術を始めたのですが、手術中右足が動いて…どうやら神経ブロックの麻酔が効いてなかったようです。危険だったので、途中から全身麻酔で手術しました。」

→局所麻酔+睡眠薬からの全身麻酔?
大丈夫⁈


★「がん細胞は思ったより深さがあり、筋層までゴソっと切除しました。顔つきも悪かったので、当初予定していたBCG投与していません。病理検査の結果を待ってください」

→深い⁉︎顔つきが悪い⁉︎
筋層までゴッソリ…で、私はもう膀胱全摘かと思い、この日は病室で1人泣き崩れました。


術後の経過は比較的良好でした。
ただ局所麻酔から全身麻酔へと必要以上に麻酔が効いてる状態で、頭痛はありましたが、次の日には普通にウロウロ歩きまわれました。