だいぶ間があいてしまいましたが
フリーダイビングトレーニングinタオ島①東京〜タオ島上陸からの旅の続き。
昨日の先生から
“軽めの朝ごはんを”
と言われていたので
固形物は食べずに
スムージーを飲むことにしました。
日本で言ったら
LLサイズ程のこのスムージー
いくらだと思いますか??
なんと
90バーツ(約290円)!!
安い〜!
もちろんフレッシュフルーツの
スムージーですよ!
フルーツやスムージーなどが
手頃に食べられるのは
タイの魅力の1つでもありますね。
食べるものは
旅が楽しくなる
大きなポイントでもあります。
ペロリとスムージーを飲み終え
スクールに向かうと
先生も朝ごはんにスムージーを飲んでいて
軽めの朝食=スムージーという認識は
間違っていなかったと確認。
スクールはこんな感じで
営業中はドアのないオープンスペースで
気軽に入りやすい感じです。
ソファには
たぶんクラスメイトになるであろう人たちが
フリーダイビングの映像を見たり
ソファでくつろいだりして
開始を待っています。
今回のトレーニングは
トータルで5日間。
最初の2日間が
入門の
フリーダイバーコース
(Freediver course)
フリーダイビングの基礎を
座学、水中セッション共に学んでいくコース。
後半の3日間が
アドバンスフリーダイバーコース
(Advanced Freediver course)
基礎を学んだ上で
さらに進んだ呼吸法や
水中トレーニングを学んでいくコースです。
先生が登場し
フリーダイバーコースを受ける人達が集合。
イギリス、カナダ、スペイン、そして日本の4カ国の生徒に、アメリカ人のスコットとロシア人のアーチャーの先生が2人。
さすがインターナショナルなフリーダイビングスクールだけあって国際色豊かな顔ぶれです。
クラスは午前中が座学で
後は海でのウォーターセッション。
座学では
フリーダイビングのことや
フリーダイビングで使う道具のこと
呼吸法をレスキュー法を学びます。
一通りのことを頭にいれて午後は実践。
ついに大好きな海へ繰り出します。
まずはこの小さなボートに乗り込み
途中で大きな船に乗り換えます。
この物干し竿のようなもので舵を取りながら
大きな船へとボートを進めていきます。
“海の上を移動する”
という目的を果たすのには
十分な機能を持った原始的でシンプルな船が
無性に愛おしいのはなぜだろうか。
スマホといい
パソコンといい
使いこなせない機能がたくさんついていて
私には複雑すぎるから
最低限の機能のこのシンプルなボートが
私にとっては逆に機能的なんだと思う。
そんなことを考えながら
しばらく海を走っていくと大きな船に到着。
全てのコースの人が
この大きな船に乗り込み
いよいよトレーニングポイントへ。
ポイントに到着すると
コースごと、グループごとにわかれて
トレーニングスタート。
初級のフリーダイビングコースでは
ダックダイブ(頭を逆さにして潜る方法)や
ロープに沿って潜行する方法など
フリーダイビングの基礎の基礎を学ぶ。
フリーダイビングや
スキューバダイビングでは
“バディシステム”といって
何かあった時のために
水中では2人1組で安全を確保するのが基本。
フリーダイビングでは
1人が潜る時には必ずもう1人が見守って
何かあった時でもすぐ対応できるように備えます。
このバディシステム
安全の確保だけでなく
安心感を生む効果もあります。
水中に潜って行ったバディを
もう1人がある程度の深さまで迎えにいき
目を合わせて水面まで上がっていく。
言葉を交わせない水中ではアイコンタクトがあるだけで安心感が全然違うのです。
そんなこんなで、基礎の基礎を繰り返し練習していると、あっという間に海洋練習も終わり。
途中スコールと雷に見舞われましたが、雨が降りつける水面を水中から見上げると、大きな水面のスクリーンに映る音のないアートのようでその景色もとても綺麗でした。
帰りの船の中で、違うグループだったドバイから来ていたアデルと友だちになり
「今晩、昨日知り合ったフリーダイビングの仲間とご飯を食べるからもしよければ来ない?」
と誘ってもらったので、参加することに。
1人で旅をしていると友だちができやすいのがいいですよね。
ビーチでのんびりお茶した後にタイ料理を満喫。
日本にいてもタイ料理をよく食べるほど、タイ料理が好きな私。
海を眺めながら、美味しい料理を食べて、昨日まで知らなかった人たちとフリーダイビングや文化のこと、精神のことなど話に花を咲かせました。
“昨日まで知らなかった人と、知らない土地でご飯をたべる” 考えれば考えるほど不思議な気持ちになるけど、これが旅であり、人生なんだよな。
だから旅はやめられない!
③に続く。
(間あかないように頑張ります!)