こんにちは。
アイウイングのYAMAと申します。
さて、前回に写真整理したものを、いよいよ電子納品にしていきましょう。
普通は電子納品する時は「電子納品支援システム」というところで作っていきますが、
写真だけだったら写管屋だけで大丈夫です。
「データーベース」を閉じて
「保存・取込」を選択してください。
「工事管理情報」を選択すると、
写真整理をした工事の発注年度、工事番号、工事分野、工事業種など、入力する欄が開きます。
赤い欄は入力しないとチェックシステムでチェックした時にエラーとなりますので、必ず入れるようにしましょう。
※番号は大文字厳禁です
そしてすべて入力し、入力もれや間違いがなかったら、
電子納品、「実行」を選択します。
電子納品を作成したデータを保存する場所を選択して「OK」を開始ボタンを押すと
作成が始まります。
しばらくするとデータが完成します。
先ほど指定した保存場所へ行くと、「Disk1」というフォルダがありますが
これが作成されたデータです。
しかし、これでまだ終わりではありません。
「Disk1」を開くと、
PHOTOフォルダ、INDE_C04.DTD、INDEX_Cがあります。
今度は、このINDEX_Cを使って、チェックシステムをしていきます。
チェックシステムは、それぞれ定められているチェックシステムでチェックが行うことがきまりです。
チェックシステムでチェックした後に出るエラー結果も提出することが義務です。
余談ですが、私の会社は広島にあります。
発注者が国土交通省・広島県・広島市とあるのですが、
国土交通省と広島市は同じチェックシステム(国土交通省)を使い、
広島県は広島県専用のチェックシステムを使うようです。
チェックシステムは、→国土交通省
にてダウンロードできます。
今回は国土交通省のチェックシステムでチェックします。
参照を押して、
「OK」を押すと、チェックが始まり、しばらくすると結果が出てきます。
エラーが出なかったら、それでひとまずは完成です!
そのあとは、ウイルスが入っていないかチェックします。
役所に提出するものなので、問題があると大変なことになってしまいます。
必ずチェックしておきましょう!
問題がなければ、空のCDに電子納品作成したデータを焼きこんで、ついに完成です。
電子納品のことについてお話しさせて頂きました。
初めは慣れないかもしれませんが、数をこなせばこれだけ便利なものはないと思います。
昔は工事の関連・詳細資料を、紙やら写真やらで整理してまとめていたにしても膨大な数だったといいます。
それが今は電子納品作成ソフトのおかげで、コンパクトにまとめることができるのです。
土木の世界も、IT化しているなぁ、としみじみ致します。
それでは失礼します。
YAMA