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こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。
今回は、頭痛について書きたいと思います。
頭痛と言っても、

1.日常的な生体反応としての頭痛
二日酔いやアイスクリームを食べたときなどの頭痛がこれにあたります。

2.脳や全身の病気が原因の頭痛(症候性頭痛)
中には命にかかわるものもあるので、注意が必要です。
詳しくはこちら → 

3.頭痛もちの頭痛(慢性頭痛)
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。

など、いろいろな種類のものがあります。
今回は、とても身近な慢性頭痛の中の片頭痛に関して書いていきたいと思います。

◆病態
人口の約8%にみられ、女性に多く、10~40代に多く起こります。前触れがあるタイプとそうでないタイプが存在します(前触れに関しては、後程)。

 

 


◆誘因
頭痛に関しては、はっきりとした原因がいまだ解明されていません。ここでは、頭痛を引き起こすと思われるものを紹介いたします。
①血管や神経によるもの
②精神的緊張、疲れ、睡眠不足、睡眠のとりすぎなどの精神的なストレスによるもの
③月経周期によるもの
④天候の変化、温度差、気圧、人ごみ、騒音、まぶしい光、香水の匂いなど環境の変化によるもの
⑤アルコール、チョコレート、チーズ、かんきつ類、防腐剤(亜硝酸ナトリウム)、グルタミン酸ナトリウムなど食事によるもの
⑥遺伝によるもの
⑦空腹によるもの

◆症状
痛みはときどき(月に1~2回程度から、多い時には週に1~2回)起こり、ズキンズキンと脈打つように4~72時間続き、頭の片側に起こることが多いです。動いてしまうと悪化してしまいます。痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気やおう吐を伴うことも多いようです。
動くこともできず、仕事や勉強、家事などが手につかなくなり、ひどい時には寝込んでしまうこともあります。また、痛みの発作が起きているときは、姿勢を変えたり、頭をちょっと傾けたりするだけでも痛みが強くなってしまいます。

◆痛み以外の症状
①吐き気や胃がムカムカする
②普段は気にならない程度の光や音、においがつらく感じることがある
③目の前にチカチカとした光やギザギザした光が現れたり、視野の一部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が出ることもある
④半身のしびれ感や運動障害
⑤言葉が出にくくなる

◆対処法
痛みが出た場合の対処法としては、できるだけ安静にして痛む場所を冷やす、アメをなめる(血糖値を上げる)、光、音、においなどの刺激を避けるなど、症状を悪化させないように気を付けましょう。