なぜか「愛でる」という言葉が浮かんだので、言葉の意味を調べてみました。
「愛でる(めでる)」とは、、「人や動物、物を慈しみ、大切にすること。」
この行為を、具体的に誰かに教えてもらうことって、なかなか...ないのではないでしょうか?
「物を大切にする」とは、物を磨くこと。手入れをする。壊さないよう大切に扱うこと。
「人を大切にする」とは、相手を思いやる。一切の批判をせず相手の話を聞く。子供なら抱きしめる。
「家を大切にする」とは、家を掃除する。片付ける。床・壁・窓など、あらゆる場所を磨く。
ここでは対象を、「物・家・人」と三種類挙げてますが、ひとつの対象だけは「愛でる」ことが出来る...そんなことはないように思います。
「愛でる」という行為が難なく出来ている人は、どんな対象であっても、愛でることができる。
そして、「愛でる」ことが出来る人だけは、他の誰かに、この行為を教えることが出来る。時には態度で、時には言葉で。
そして、教えられた人はまた、他の誰かに教え、この「愛でる」行為は、どんどん循環していく。世代を超えて。