前回の内容の続きです☆
小さい頃から、
1つだけあった将来の夢。
学校の先生。
実際に教育現場にでて、
子どもとふれあって、
「先生を目指すことを辞めようと思った理由」
をお伝えしています。
理由の一つ目。
本当に教える必要があるものが、
何かわからない。
小2年生のクラスの算数の授業。
私は2ケタの計算でひっ算を子どもたちに教えていました。
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 ̄ ̄ ̄ ̄
計算ができないことに、本気で傷つき、
計算ができるようになったことに、
本気で喜ぶ子どもたち。
算数ができないせいで、劣等感を蓄積し、
自信を無くす子も、
勉強ができない自分はダメだと追い込む子もいる。
そんなひっ算を教える私は、ひっ算なんて使わない。
電卓があれば大丈夫。
私は、本気でひっ算を伝えたいなんて思ってない。
ひっ算ができるようになって、本気で喜ぶ子を、
心の底からよかったねって一緒に喜んであげれない。
ひっ算を含め、
学校教育の内容が、
本当に私が子どもたちに伝えたい内容なのか。
そこに自信をもってそうです!って言えなかった。
子どもの将来を左右する教育が、
これでいいのかわからなかった。
これが、先生を目指すことを辞めた
一個めの理由です。