大腸検査実況中継 | In my life ~研究・育児日記~

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2011年5月ー2014年2月までBostonに留学していました。
現在は帰国して臨床、教育に追われる日々です。

こんばんは。

遅くなりましたが、週末にうけた大腸カメラの結果について。


前処置(ニフレック2L)で排便計10回、便の性状もOK!!

(便というより肛門からおしっこをしているような変な感じ)


ということで、あっという間にお尻に穴が開いたパンツに着替させられ、

ブスコパンの筋肉注射の準備。

一応、看護師に、「これってブスコパンですよね??」って筋注前に確認。


だんだんと緊張が高まります。


いよいよ、ベッドにあげられ、左側臥位の状態で待機。


そこに登場したのが、消化器内科のドクター。


同門の先生なので、医局人事の話や近況について和やかに話しながら、

「じゃあ、軽く鎮静をかけます。」


といってセルシン10mg iv.


ついに検査が始まりました。

挿入時は意外と痛みはなく、S状結腸に入るところで仰向けになりました。


カメラに写っている画面をみながら、説明。

「大きな憩室はなさそうですね。」


あっという間に回盲部まで到達(わずか5分程度)


その後、回腸もみれるところまで見てくれました。


その後、ファイバーはゆっくり帰路へ。。

S状結腸のところで空気を入れるとお腹がグジグジした感じに。


「大腸の中のガスが動くだけでもグジグジした痛みになるんですよ。」


なるほど。炎症がなくても空気の移動(蠕動)だけでも

このような痛みになるのかと、まさに体感。


S状結腸は病変の好発部位でもあり詳しく観察。再び左側臥位へ。

最後に直腸へ。。


切れ痔がありました。。。

「硬い便がでたときは一時的な脱肛状態で、

粘膜が肛門の外に露出しているのでお尻はやさしく拭かないと」

と忠告を受けました。


確かに。なるべくウォシュレットを使おうと心に決めました。



結果は、not remarkable。異常なし。

(あえて言うなら軽度の裂肛と痔核)


おしりの拭き方とカマグを勧められて終了しました★


上手な先生にしてもらったので、胃カメラほどきつくなかったです。

検査も15分程度でした。


でも検査後、腹部のガスがでるまで30分程度腹痛が持続していました。

これで一安心ですニコニコ