もっけだの ʕ ・(エ)・ʔ あいうえおログ部、くま隊長です

今日のログ舞台は、山形県立酒田特別支援学校だよ。
山形県立酒田特別支援学校は、つちださんが15年以上交流を続けている学校。交流の中から誕生した2冊の絵本『14の心を聴いて』『ゴンタとカンタ』には、つちださんが子どもたちからもらったいくつものエピソードがつまっています。
この日、つちださんは19人の子どもたちとお絵描きで交流。一心に描くみんなの姿を見て、つちださんも嬉しかったそう。
先生たちがみんなのために用意したのは、白い画用紙、色画用紙、ダンボール。マジック、色えんぴつ、絵の具、クレヨン。みんなはこの中から好きな道具を選んで、好きなモチーフを自由に描きます。
画風はみんないろいろ。いろいろの差が大きくて、見ているだけでもとても面白い。小さい、大きい、細い、太い、シック、カラフル、繊細、大胆。そんなみんなに共通しているのは、描くのがとてもはやいってこと!
「このハート、いいね」「これは、なに?」など、今回の交流ではつっこみ役のつちださん。その度に、みんなのイマジネーションが湧き出して、誰にも似ていない、自分にしか描けない、印象的な絵がいくつも生まれたよ。
交流中にいくつもあった、こんなシーン。
先生たちは何気なく接しているようで、でもみんなが持つ力を1つでも多く見つけようと心を配ってる。みんなもそれに応えるようにいっぱいいっぱい話してる。
最後は、酒特フェスティバルで上演する『はらぺこあおむし』の舞台装置をお手伝い。実はつちださん、油絵を始める前に鶴岡の劇団の舞台装置を作っていたことがあるんだって。
山形県立酒田特別支援学校では、「酒特 地域に活きる学校づくり」として、酒田まつりの山車行列や、奥の細道鳥海ツーデーマーチへの参加など、子どもたちが地域の人々と交流を楽しめるよう取り組んでいます。つちださんとの交流も、この取り組みの1つ。
「絵を描くことで、1つでも多く社会との接点が増えてほしい」ってつちださんは言うけれど、みんなのイマジネーションがつちださんの力の源で、みんながつちださんと社会の接点のようにも思えた、くま隊長なのでした
