homesickness | 恋愛小説家

homesickness

一番古い親友と、デイト。

元川崎市民(彼女は今も市民です)には、おなじみの町、ノクチ。

駅前のノクティというビル名が、とってもナウいです。

(※溝の口→ミゾノクチ→ノクチ→ノクティ)


かつて私はそのお隣の、武蔵新城という町に住んでいましたので

その名残で、南武線の武蔵溝ノ口駅の改札で待ち合わせしました。

ちなみに、目と鼻の先にある田園都市線は、溝の口駅です。


4人掛けの席だというのに、ソファに横並びに座る、変な私たち。

悲喜こもごも、いろいろお話しました。

食後にイチゴが無性に食べたくて、イチゴタルトを頼んだら

残念、売り切れていて、結局チョコケーキになってしまいました。


ママン(親友のお母さんの、ニックネームのようなものです)から、

お土産にと、CLOVERのお菓子が入った手提げ袋を渡されました。

今度は、かならず泊りにおいで!だなんて。

どうして世のお母さんたちはみんな、やさしいんだろう。

小学生だった私を、憶えているんだろうなぁ。

昔から素敵だったママンに、親孝行したい気持ちになります。


楽しい時間と、美味しいものを味わったはずなのに、

帰り道はどうしても何かが足りないような味気なさを感じました。

なんだか、とても人恋しくて切なくて。

誰かにとっては価値も意味もないことかもしれないけれど

報告したいこと、たくさんある気がするのです。


ホームシックは、「家」でなくても起こるのですね。

きっと、心が帰る場所が、私の家だからだと思います。

そうだ。夜は温泉の素を入れよう。

CLOVERの袋に、ビールもぶら下げて帰ろうと思いました。