Last but not least. | 恋愛小説家

Last but not least.

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毎月15日はリトルマーメイドの日。

お買い上げ630円ごとに食器またはジャムをプレゼント。


という訳で、ミーティングで大量にパンを注文した副産物として

マグカップがたくさんもらえたようです。

「最後の1個、早い者勝ち!」と書かれたメモを見て

遠慮なくいただくことにしました。

見た瞬間、触れた瞬間に思ったのです。

「あ、あのマグカップと同じ大きさだ」という風に。

私には最近、愛用しているマグカップがあるのですが

それと一緒に、このシンプルな新顔も使えるような気がしました。

いつの間にか、食器棚にはカップがたくさん。

お茶を選ぶように、カップも気分で選べるぐらいあるかもしれない。


思うに、私には軽い収集癖でもあるのでしょうか。

チケットの半券や切符、パンフレットやかわいい包み紙などは

捨てるに忍びない気がして、たまる一方。

心の中に思い出、文字としての日記、と、その証拠品。


久しぶりに着た上着のポケットに博物館のチケットが入っていました。

これはまるで、時計仕掛けの鍵のようなもので、

たちまち記憶のドアが開き、わぁっとシーンが溢れだす。

まぶしかったこと、愛おしい景色、笑ったことなど。

日々は、たった一度きりの出来事が連続しているもので

巻き戻せないものだから、一つひとつを、大切に。

ふと、我に返る瞬間があります。


新顔でダージリンティを啜りつつ

Last but not least.(残り物には福がある)と一息。