「ちゃん」 | 恋愛小説家

「ちゃん」

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ホンモノはもっと黄味が強いのですが、カエルくんツボ押し。

友人宅から貰われてきました。

 

むくんだ足、がちがちの頭皮、こめかみ、肩などを

このカエルくんで無心になってグリグリしていると

意識がだんだん遠くなり、何度となく世界が真っ白になります。

 

すると夢うつつの靄の中から、私を呼ぶ声がしました。

「みやちゃん」という知っている声が耳元で聞こえた気がして

ハッと正気になりました。

ああ、いけないいけない。このまま落ちるところだった。

 

33歳最後の日を迎えた私を

「ちゃん」付で呼ぶ仲間もいるように

きっと70歳になっても、

わたしは誰かに「みやちゃん」と呼ばれていることでしょう。