隣り合わせ | 恋愛小説家

隣り合わせ

あなたは昨日とまるで同じに見えるし

去年と何も変わってないみたい

でも5年前や5年先とは結構違うんだと思う

 

生まれた日から毎日写真を取って並べたら

人がどんな風に育ち成長し

歳を重ね老いていくか分かるだろうね

隣り合わせの2枚は同じに見えても

何枚か飛ばしてみたら違っているんだろうね

 

今日が幸せで終わったなら

明日も幸せかもしれない

隣り合わせの2日は同じに見えるから

その愛おしさに気付きにくいもの

日が昇り、沈み、また明日が来る

本当はその全部がぜんぶ

大切なのだと思うよ

 

季節が廻れば、誕生日はやってきて

「年齢」という数字が一つ増えるけれど

特別なのは何もその一日だけじゃなくて

「オギャー」と世界に飛び出してきてから

静かに息を引き取るまでの、長い線の上で

あなたはずっと続いている

だから毎日が愛おしい

 

あれ、こんなところにホクロあったっけ

いつできたんだろ、きっとあったんだよ前から。

くすくす自問自答するみたいに

知らぬ間にずっと

そばにいたい気がした