ZZZ… | 恋愛小説家

ZZZ…

おなか一杯の昼下がり。

猛烈な眠気に襲われて、15分だけウトウトすることにしました。

アラームは15分後と20分後(保険)。

その束の間に、夢を見ました。


あれはたぶんオランダです。


若かりしころ、フランスに住んでいる知人を訪ねました。

フランスからベルギーに入り、オランダへ。

陸続きの隣国へドライブ旅行をしたときの、続編のようでした。


夢の中で、私は木靴を履いていました。

それもかなりブカブカの、色を塗る前の木靴。

歩きにくいけど、かわいい形。

どんな絵を描こうかな?と思いました。


遠くに見えた、チューリップ畑の縞模様。

風車が回っていて…キューケンホフのようです。

ゴーダチーズをパンに挟んで

いざ食べよう!というタイミングで


「オランダの次はどこに行く?

 On va encore voir. A la prochain.」


誰かの声がして、目が覚めました。

ああっゴーダチーズが!!無念なり。

きっと、おなか一杯すぎたので夢に出たのでしょう。

(なにしろその旅で、私はとっても食べましたので)



旅の道中、高速道路の上にいきなり国境があり

トランクを開けて検問されているのに、

とてもワクワクしたのを思い出しました。

標識も法律も、言語もいきなり変わるなんて

(言葉は似ているし、英語も含めて複数が通じるようでしたが)

国境のない国に暮らしていると、不思議な感覚です。


でも、世界地図を見れば、

その方がむしろ「めずらしいこと」だと気づいたりして…。

肝心の世界地図だって、日本が「中央に近い」のは

それが日本で刷られた地図だからですよね。


常識なんて、とてもあいまいな概念なのです。