自家中毒 | 恋愛小説家

自家中毒

いきおいでひどい言葉を吐いた
何も言い返せないのを分かってて
わざわざ君が傷つきそうな言葉を選んでいた
効果的に痛むように鈍い切れ味で

お互い様だと思う
最低な君に最低で返したのだから

しかしどうした
喉まで泥に埋もれている
胃袋に石ころが詰まっている
しんどさから抜け出せない
どうやら自分の毒にやられたらしい


最低の上塗りをした

僕は
ただの意地悪だ