ずっと隣りを歩きたい
いつも手を引いてくれること
車道側に立ってくれていること
それって普通?当たり前?
いいえ、そんなことないと思う。
私はほとんどあなたしか見えていないのに
あなたは私よりもずっと
広い視野で遠くを見ていることも
とても嬉しい、ありがとう。
たまにくっつける頬は
日向に干してあったおふとんみたい
おまけに何だかいい匂いがする
意味も無いのに近づきたくなってしまう。
姿、声、まなざし
寄りかかる重み
くるくる変わる表情、足の大きさ
どれもあなただけのもので
みんな私のお気に入り。
好きなものと嫌いなものの線引きが
とてもはっきりしている
創るものや見ている世界も
あなただけのもの。
景色が鮮やかに塗り替えられて
あちこちが思い出だらけになったね
それでもまだ
あなたがそこに立っているだけで
空気や風の流れまでも変わってしまう。
どうしようもなく占領されているのに
むしろそうでありたいと思っている
私の願望を見透かすように
また優しい瞳がこちらを向いているから
「あなたが好き」という
湧き水みたいな想いにおぼれて
胸が苦しくなるのです。