春よ来い | 恋愛小説家

春よ来い

「みーちゃん」

 

そんな風に、昔母が呼んでくれたっけ。

自分でもすっかり忘れていました。

懐かしいなぁ・・・

どこか昭和な響きがしませんか?

 

ふとした会話で

戯れに飛び出した「みーちゃん」に

大人になった私が照れてしまいました。

まるで、私のことを昔から知っているみたいで可笑しくて。

 

袋小路の砂利道、お向かいの猫屋敷

竹馬、自転車、魔法使いごっこ。

初恋の男の子が、「あーそーぼ」と呼びに来た風景。

 

推定4歳の「みーちゃん」も笑っております。

 

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