初雪 | 恋愛小説家

初雪

冷たい雨が一瞬雪になった

手袋もかさも忘れたというのに

思わず浮かれてスキップしかける

 

寒いのはきらい

でも雪はすき

 

あなたの吐く息が白かった

頬に触れたら静電気が痛かった

 

季節が一巡するまでに

いろいろな私たちが見つかるでしょう

知らなかった素顔に出逢えることも

 

もう少し

あなたの苦手な冬は続きますが

今年はこれまでと少しだけ

違って見えやしませんか