わたしという身勝手な女 | 恋愛小説家

わたしという身勝手な女

永遠などありえないと

逢うたびに予言されていたとおり

わたしはだんだん

あの人のもとから離れつつある

 

その理由は簡単で

今のわたしが

他の誰かに惹かれはじめているから

 

あの人との縁は切れそうで切れない

絡み合った糸は解けない

 

それを証明するには

十分すぎるほど同じことを繰り返しつづけて

長い時間が流れてしまった
 

だからきっと何度でも

あの人と接近する日はやってくる

 

わたしも予言しておくけれど

それはたぶん

わたしがぼろぼろに傷ついて

また一人ぼっちになったとき
 

泣きたくなればあの人をもとめ

気が済むまで慰めてもらうばかりで

何も生みだせない

わたしは身勝手な女なのです