君は変わった | 恋愛小説家

君は変わった

長年続いていたパートナーと別れた親友からの電話。

「壊れるはずがない」という驕りがあったこと

後悔して、反省しているとこぼす
そんな弱気なあなたは初めてです。
 
「今の仕事はじめてから、君は変わった」
そう言われたと泣いていました。

彼女には素敵な才能があって、

物を創りだす手を持っているクリエイターなのですが
この言葉は別の意味で、私の胸に突き刺さりました。

 
人はいつも、変化の中にいるけれど
抗いがたい大きな流れを乗りこなすために
勇気を出して、強くなって

もがいて、やっと適応したとたん
いつの間にか自分も周りも

変化していたことに気付くのかもしれません。

 

物事に優先順位をつけることは

自由な発想力と時に矛盾します。

24時間、いったいどこで「何かが降りてくるか」

そんなこと、生み出す人間にだって分からないもので

順位などはそのときどきで変わってこそ

自然でいいものが世に生み出されていきます。

 

その都度、今一番大切にしたいことに

人は没頭していくのですから。

 

一生懸命だからこそ、

死角になってしまう部分はあるでしょう。

「いつもあなたが一番」

そんな口約束をしてみたところで

本物の思いやりの前では、

まるで意味をなさないように思うのです。