ノスタルジックな夏の宵 | 恋愛小説家

ノスタルジックな夏の宵

横浜は猛暑日、梅雨が明けました。

 

毎日、暑・・・“熱”くてしかたないのですが、

発熱するノートPCの上に、タオルに包んだアイスノンを置き

その上に腕を乗せて、カタカタお仕事です。

西日の当たる部屋で、どこまでエアコンに頼らず過ごせるか?

なんちゃって、エコライフ。

網戸の風も、なかなか気持ちいいものです。

 

 

この季節になると、思い出すのは花火大会。

 

毎年、この日ばかりは浴衣姿の女性たちが華やかに街を行きかい、待ち合わせの場所へ、下駄の音を鳴らして歩きます。

期待でいっぱいの眼が耀いているから、すっかり大人の歳になった私も、少しうらやましくなります。

 

多摩川の近くに暮らしていたころは、毎年打ち上げ場所の近くで見ていました。初めは家族と見ていた花火も、だんだんと友達同士で出かけるようになり、そのうち男女のグループに、そしていつしか恋人同士でと、時代とともに、一緒に見る相手が変わっていきました。

 

それでも、草を踏んだ青っぽい土の匂いや、火薬くさい濁った空気、宙にとどろく大きな音は同じままです。きっと今でも、土手の上には人が集まり、夜空に大輪の花が広がっているのでしょうね。
 
 

今年もまた、花火の日がやってきたら、

冷えたビールと屋台の食べ物でも抱えて帰りますか・・・。

うちわを手に、遠い音に耳をすませて、

ノスタルジックな夜を過ごしてみようと思います。