ナイーブな感じを受ける岡田将生さん。
でも飄々としてて
コメディも面白いですよね
この映画は、ナイーブなところも、
飄々としたところも
両方を待ち合わせていて、
ワタクシの中の岡田将生らしいイメージが
バッチリハマる映画でした。
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い。街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった…!? 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる、何でも1秒遅い大学7回生のレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目が見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つけるが…。
ハジメとレイカのふたりの異なる視点から描かれる、「消えた1日」をめぐる物語。慌ただしく生きてきたハジメがいつの間にか失くしてしまった「大切なもの」とは? レイカが毎日郵便局にやってくるワケは? その秘密が解き明かされていくなかで、後半に様々な伏線が回収されていく爽快感がたまらない。絶対にタイミングが合わないふたりのストーリーが重なる瞬間に起こるミラクル! 人よりテンポがちょっと早くても、遅くても、すべてのひとの人生がきっと愛おしくなる―そんな至福のラストシーンに涙する。
ヒロインは、
これまたナイーブなイメージの清原果耶ちゃん。
実年齢よりもずっと大人っぽく感じます。
目が覚めたら、初デートの日曜日を通り越して
月曜日だった
おまけにめちゃくちゃ日焼けしてる自分
記憶のない1日に、いったい何があったのか
ここからネタバレ
1日が消えたというより
時間にヒダができたというべきか
そのヒダの終わりが続きの時間なら
日曜日のはずでは
世の中は何事もなかったように
元の時間に戻って、
バスのカップルは、
花火大会に行ったはずだし。
人によってヒダの長さが違うのか
彼がせっかちなせいで
彼だけヒダが長いのだとしたら
彼と花火をバックに写真を撮ったお母さんは
お母さんはせっかちではないはずでは
ワタクシがバカで理解できてないのだろうか…
いろいろ考えたら、分からなくなってきた。
こういうタイムスリップとか
タイムトラベルとかいう話は
どこか辻褄が合わなくて釈然としない、
苦手なSFなのだ。
でも、
岡田将生のお母さん役の羽野晶紀さんが
なんともオカンって感じで良かったです。
荒川良々さんものほほ〜んとしていてはまり役。
最後はハッピーエンド
ミョウガやパピコ、
京都の風景とか、雰囲気とか
ほんわかした映画で癒されました。
この映画、台湾の「1秒先の彼女」という映画を
男女を入れかえてリメイクしたそうで。
脚本は宮藤官九郎。
笑わせて、ホロリとさせるのが
やっぱり上手だなぁと思います。