大河ドラマ「光る君へ」の予習に

紫式部関係の映画を3作品見ました。

こちらはその第二弾。







紫式部吉永小百合

藤原道長渡辺謙

光源氏はなんと天海祐希

ギラギラした感じのない、スラッとした光源氏…

天海さんが女性だと知っているだけに、

姫たちとの絡みにいやらしさ(?)がなく、

あまたの姫君といくら交わっても、

報われない光源氏の心が伝わるような気がします。

詳しいストーリーがamazonにありましたので、

お借りして貼っておきます。


今からちょうど千年前、紫式部は越前国で、父・藤原為時と弟・惟規と娘・賢子と共に好きな書物を読み耽り、つれづれに物語を書きながら静かな日々を送っていた。その紫式部の元へ、宮中で内覧として権勢を振るっていた藤原道長から、娘・彰子の教育係として京の都へ来て欲しいという文が届く。源氏物語を完成させるという強い意志を抱き、越前国を後にする式部。京では道長とその兄・道隆とが覇権を争い、おのおのの娘に帝の御子を産ませるために躍起になっていた。道隆の娘・定子の教育係は清少納言。式部は静かな闘志を燃やす。しかし、彰子の瞳の清らかさに式部は心を打たれ、いつしか自らが人生をかけて紡いでいる長く壮大な“女と男の物語"を説いてゆく―― 主人公は、桐壷帝の子・光源氏。武芸学問に優れ、この世のものとは思えないほど美しい容姿を持ち、誰からも愛され羨まれている。わずか十二歳にして四歳上の葵の上を娶り、宮中ではその葵の上の兄で親友でもある頭の中将らと蹴鞠に興じ、香を楽しむ。何不自由のない人生を送っているかに見えた源氏だったが、心の底には誰にもうちあけられない深い苦悩を抱えていた。どうしても抑えられない恋心。しかも相手は、実母・桐壺更衣に似た、帝の寵愛する義母・藤壺中宮だった。その想いを止めることが出来ず、源氏は里に下っていた藤壺の館を訪れ、なかば強引に一夜を共にする。その夜、藤壺は源氏の子を宿してしまう。言い知れぬ罪の意識に苛まれ、次第に光源氏を遠ざける藤壺。だが、一度きりの逢瀬はかえって源氏の煩悩を刺激した。藤壺への悩ましいほどの憧れは、六条御息所や源典侍などの年上の女性にも向けられる。若い源氏は、さらにあまたの姫君と関係を持つが、その代償として、嫉妬に狂った六条御息所により正妻・葵の上が呪い殺されて

しまう。また、帝に仕える女房・揚げ羽の君は、抑圧された生活に耐えかね、屋敷を飛び出してその時代を生きる女性の苦悩の化身となり、あてどなくこの世を寂しく彷徨うのであった。

amazonより

こちらの映画は、

紫式部が道長の娘・彰子の教育係として

しっかり働いている様子が随所に散りばめられてます。

教育係って具体的にどう?と思ったら、

帝の寵愛を受け皇子を産むことで、

父の道長が絶対的な権力を手にするように

まだいたいけのない少女の彰子に

源氏物語を語りながら

男女の云々を教育するわけですな。


「源氏物語」の中に入り込む紫式部が、

命を生み育てる女性は、

男の出世の道具ではないと慰めるシーンに

(ワタクシはこんなふうに感じたのですが…)

紫式部の芯の強さを感じます。

先に見た「光源氏 千年の謎」よりも

平安時代の貴族のお勉強になりました。




途中で松田聖子が、

ちょいちょい歌いながら登場するので

なんじゃこりゃ!?びっくりと思っていましたが、

上のストーリーを読んでみたら

松田聖子は揚げ羽の君の役だったんですねタラー

突拍子なくて、

頭の中ハテナ??だらけになりました。


キラキラ故・三浦春馬くんが、子役で出てました。