昨日は長女のお弁当デーだった。
妻の玉子焼きを忠実に再現しようと思って、久しぶりに妻のレシピノートを取り出す。
開くと、最後のページが目に入った。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240524/20/aitoissyo/e5/26/j/o1080108015442881698.jpg?caw=800)
昨日の朝、はじめて気付いた。
どのレシピもよく覚えている。
どれも美味しかった。
妻は、どんな気持ちでこれを書いたのだろう。
字はヨレヨレで、ガンが痛かったのか、それとも、麻薬系の痛み止めのせいで意識が混濁しながら、それでも書いたのかな。
そう思うと、涙が出た。
妻が亡くなって、一ヶ月が過ぎたが、寂しい時間はなくならない。
もう会えないけど
もうここの料理は食べられないけど
でも、愛ちゃんは一生懸命、最期まで愛してくれたんだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240524/20/aitoissyo/36/32/j/o0810108015442881703.jpg?caw=800)
泣きながら、お弁当を完成させる。
長女は、完食して帰ってきた。
パパ、帰ったらお弁当箱見てね?
ママの玉子焼き、美味しかったよ!
そう言って、笑っていた。
今日は、少し疲れていて、家事が進まない。
なんとかリフレッシュして、頑張らないと