昨日の夜は11時頃寝た。


午前3時ころ、目が覚めると、妻はベッドの上に座っていた。


どうしたのか尋ねると、眠れないという。


時間が、全然進まないと悲しそうに言う。



私は、妻に向き合い、足をゆっくりマッサージした。


妻は、気持ちいいと言い、目を閉じて、舟をこいでいた。



横になる?と聞くと、いいと言う。


ゆっくり、ゆっくりマッサージする。



1時間ほど立つと、妻は寝息を立てていた。


そのまま、ゆっくりマッサージを続ける。


長男をあやすように、ゆっくりと身体をポンポンする。



妻の目が覚める。


時間は、午前5時


少し眠れたと喜ぶ妻



その後は、妻の友人からもらったホットアイマスクをつけて、後ろから抱きしめた。



妻は、



今、湖にいる。

実家の近くにいる。



等と言っていた。


夢を見ているのか…



私は、妻のお腹に手を当てながら、神様にお祈りした。


神様。愛ちゃんを治してください。



午前6時ころ、日が差して、妻はアイマスクを外した。



気持ちよかったと笑う妻



昨日より、顔色が良かった。


ベッドに腰掛け、ゆっくり立ち上がる妻



私は、神様に願いが届いたと思った。


今日は、体調が良いよ。



そう言って笑っていた。




午前7時ころ 朝食


五分粥、玉子豆腐、クリミール



妻は、食事の際、全ての御椀を開けて、じっと見つめる。


ゆっくりスプーンでひとすくい食べる。


二口三口食べて、椀を閉じる。


これを繰り返した。



全ての食事に手を付けたあと、妻は桶を抱えて吐き戻した。


ずっと背中をさする。



落ち着くと、看護師を呼んで、吐き気止めをもらう。


吐き気止めの点滴が入ると、妻は横になった。


ぐったりしていた。


吐き戻すと、体力が奪われると言っていた。



しばらく、妻に付き添う。


神様…




子どもたちが帰る時間になり、一旦帰宅



妻の妹に妻の病状を説明


そうしていると、父が子どもたちを連れて帰宅



父はすぐ帰ったので、妻の妹と子どもたちと私でモスバーガー



食べ終わったら、TSUTAYAへ


妻が暇な時模写をしていたので、スケッチブックとシャーペンを買う。



一旦帰宅して、こどもの食べ物図鑑とそば茶を持って妻のもとへ



まず、妻の妹だけ面会


終わったら、交代で私が面会



妻は痛み止めの量を増やしていた。


ベッドで横になっている。


何かあったら、すぐ呼んでね。

愛しているよ。

ゼッタイに大丈夫だから。



そう伝えて、願いを込めたブレスレットを付けてもらい、神様に祈って帰宅



その後は買い物して、公園に行って、家を片付けて、掃除して、ご飯作って、明日の準備して


いつもの日曜を濃く進める。



そしたら夕方、妻から連絡


サプリを持ち帰り間違えてるから、持って帰ったサプリを持ってきて欲しい。



サプリが妻を良くしてくれることを、妻は信じている。

それが嬉しい。

私も信じている。



大急ぎで準備


ついでにタブレットにアニメやバラエティや映画を入れる。


妻の長い夜のお供になればいい。



妻の病院に行き、サプリとタブレットを置いて帰宅


夕食

風呂



今休憩



明日は腹水を抜く日


私は一旦仕事に行き、時短で妻のもとへ


本当は子どもたちに会わせたいが、ダメと言われ続けている。


妻にとっての一番の薬なのに



その分、たくさん写真を撮って送った。


公園の写真、滑り台の写真、ご飯の写真


返事は来ない。


でも既読が付けば十分


きっと、妻は笑ってくれる。


とりあえず子どもたちと遊ぼう。