今日、妻の両親と婆ちゃんが隣県から遊びに来た。

仕事の都合をつけてくれて、今日から一週間お母さんはウチに泊まって家事育児の手伝いをしてもらう。

明後日、妻は2クール目の化学療法に入る。

妻は副作用が強く、腸閉塞を起こしかけているので、明日から2泊3日で入院して、治療をする。

その間、私だけでも子どもたちの面倒を見ることは出来るが、すごくキツイ。
また、抗がん剤を自宅で服用する妻のケアを含めると、手伝いは欲しかった。


お昼すぎ、妻の点滴を終えて帰宅すると、妻の両親が待っていた。
バーバーと言って駆け寄る長女
嬉しそうに抱きしめる妻の母

妻の父と祖母も車から顔を出す。
二人とも、妻を気遣う。
妻は、大丈夫だよーと言っていた。

きっと安心させたいのだろう。
いつもより元気な姿を演じていた。

妻の状態を妻の両親と祖母に話す。
みんなよく理解してくれて、手伝うと言ってくれた。

また、妻の親戚から、たくさんのお見舞い品をいただく。
お菓子や見舞金を預かる。
お見舞いの手紙もあった。
その中には、高麗人参のゼリーや濃縮した高麗人参の液体等もあった。

妻が手を伸ばし、高麗人参ゼリーを食べる。

妻の胃腸が弱く、食べ物に気を使っていると話していたので、皆心配そうにゼリーを食べる妻を見ていた。

妻の両親が、私にも高麗人参を勧める。

家事育児看病で限界になったら飲みます。
そう答えた。
少なくとも今日これから元気になる必要はないし。

その代わり、持ってきたお菓子をいただく。
最近お菓子は、エネルギーを取るためのモノだった。
今日は、嗜好品だった。
とても甘く、美味しかった。

見ると、婆ちゃんたちが子どもたちと絵本を読んだりして、遊んでくれていた。
子どもたちも嬉しそうだった。
本当にありがたい。

心に余裕が出来る。
妻の両親に今の状態を話すと、自分の中でもきちんと妻の現状を整理することができた。

皆でチカラを合わせて、頑張ろう。