感情や衝動のコントロールが苦手な長男


哀しみも怒りに変換されやすく

怒りの感情が湧きやすく 爆発までも早い


その代わり

楽しい事も嬉しい事 人1倍   噛み締める



どちらにも脳が興奮しやすく  



おふざけが楽しくなるとテンションも

際限なくとことん上がっていく


面白い事を喋っているだけでも

どんどんどんどんテンションが上がっていく


そうなると  やっていい事悪いこと

相手の顔色   しつこくしてしまう   引かない など 


冷静な時には分かっているのに

相手の 止めて!で直ぐにストップがかからなくなる


特に相手が元々は やめてよ~(笑) って雰囲気だと尚更


そこからの  


いや、さすがにそれはホントにやめてよ!


との境界に気が付かずに  ふざけ続けてしまう



空気を読む事と感情のコントロール


この両方も関わっているかもしれない



相手が怒ってから

それが本気の止めてだった事に気付くのだけど


元々はルールにこだわりもあり

嫌がる事をわざとしてやってやろうとは思っていない


それはダメなこと!

~べき!思考 も強く持っている



だからこそ

自分が相手の嫌な事をやってしまい

怒らせた事に対して


ショックとバツの悪さや罪悪感がものすごいのだ



そしてそのバツの悪さに混乱し  

パニックになったり


わざとじゃ無いのに!

と怒りに変わってしまう事がある



脳の興奮というのは


喜も怒も同じらしいので


テンションがMAXの状態で 何かあると

テンションがそのままで怒りMAX状態になってしまう



これが

テンション高く楽しんでいた時に

イラッとする事があったら


このように
気分が良かった分  
アドバンテージがあると思っていた


そうではなく
テンションMAXのまま
喜が怒に置き換わるらしいのだ




さっきまでゲラゲラ一緒になって
ふざけて笑っていたのに

何か分からないけど突然ブチ切れた
または    逆ギレしてきたようにみえるのだ

今は ほとんど集団生活を送っていないので
そういう事も兄弟間で済んでいるけど

これは まずいな  と思った


特性というものが分かっている大人だったら
何かこの子なりの耐え難い理由があるんだろう
と  考えてくれるのかもしれないが


相手がクラスの子とかだったら

怒るような事も見当たらないのに
突然キレるので  怖いだろう


怒っている理由も
こだわりからだったり ルーティンだったり
自分が悪いのが分かる上でのバツの悪さだったり

とにかく分かりにくい

バツの悪さで癇癪を起こしている時なんて
逆ギレにしか見えないのだから 本当に困る


ふざけあって取っ組み合いをしていて
兄の手が弟の鼻にヒットしてしまって
弟は 痛がり 泣く


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ママー!長男の手が当たった(Т^Т)


そうすると

やってしまった側の長男は 

謝るでもなく しょぼくれるわけでもなく


癇癪をおこして地団駄を踏み始める



母親に泣きつかれた事によって

自分が悪者にされる感じや


謝るべきなのは分かっていても 言葉がでない

そしてバツが悪い


さっきまでの楽しさも失ってしまった



そんなこんなが渦巻いてパニック



痛くて泣いている次男からすると



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痛い思いをしたのはこちらなのに

わざとじゃないにしろ

何故やった側が怒っているんだ


と 痛いやら 腹が立つやらで

こちらも  なかなか気が収まらない


泣かれれば泣かれるほど  パニックをおこす長男



その辺のよくある兄弟喧嘩の先に

これ程のカオスが待っているのだから



どうしても 遊んでいる時に
楽しくてテンションが上がり過ぎていると

早めにたしなめることになってしまっている

今はまだ楽しそうだけど  それを放っておくと
まだまだテンションが上がり続け
自力でダウンしていかないで
いずれ何かしらで爆発するまで終わらない 


兄弟なんだから
やり合いながら学べばいいが

長男がやりすぎても 長男がキレるし

次男がやりすぎると当然 長男がキレるので


やり合いながら学ばせるには
次男の負担が多すぎて

兄はなんて理不尽なんだと言って
納得がいかないでいた


トラブる前なのに 

楽しみを止めるようで葛藤もありながら
これ以外の解決策がまだ見つかっていない

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テンション上がりすぎてるよー


これで、

あぁそうなんだ  

と クールダウンする目安を

体感で覚えていけたら良いのだけど


声をかけた後も 

お互いがお互いの視界に入っていると


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いったん止めだってー


わかったー

 
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と  お喋りや動きは止まるものの

次の瞬間にはまた別の話題や別の遊びで

テンションが続行されてしまうので


テンションが上がりすぎてるので

1度別々の部屋でひとりで過しましょう


と言うようにしている


こうでもしないと テンションがあがる一方だ



これもまた


外で同年代の子と遊ぶ機会が少ないのに

兄弟感のコミュニケーションまで減らして良いのか


と 葛藤もあるけど


家の外の人たちと

上手くコミュニケーションをとれるようになる為に

ストップの境界線を

覚える必要があるんだと思っている





【普通】は

それを、集団生活の中で学ぶのだろうけど

前述の通り

突然キレるように見えるので  学ぶどころか

人が離れていくだろうと心配に思う


逆ギレするなと注意されようものなら

違う!!とますますパニックをおこしてしまうし


ショックで長男もますます人が怖くなるだろう



周りからしたら

突然怒るかもしれない怖い子に見えるけど


    

当の本人もまた  

人と接することは予想外の連続で

自分を誤解されたりするので

怖いと思っている


まずは  支援 という特定の状況で

支援の知識を持った大人の見守りの中で

学んで欲しいと思う




やり過ぎた結果どうなったか

身をもって覚えていくものじゃないか


喧嘩して仲直りして学ぶものなのに

やる前に親が止めるからいつまでも分からないんだ



定型児には通用するんだろう これらの意見へ葛藤は

また別の問題だなとも思っている





すっぽん小町