ここ何回かの記事で書いた通り、コンシューマーゲームでは
ハードウェアのライセンス元による最終チェックがあります。
この最終チェック、メーカーとしてはもちろん
一度でパスさせるつもりで出すのですが、
現実には結構な割合で不合格になることがあります。
不合格になったら、問題箇所を修正して再提出。
再提出の回数には制限がないため、理屈の上では何回でも
出し直すことができますが、実際にはそうもいきません。
なぜなら、大抵の場合、マスターを出す頃にはすでに
発売日を公表してしまっているからです。
いつまでもマスターを出し直していては、
その分生産スケジュールが圧迫され、
最悪、発売日の延期にもつながりかねません。
これはメーカーとしても絶対に避けたい事態です。
そのため、そもそもプロジェクトのスケジュールを立てる際には、
「マスターチェックが一度で通らない」ことを前提に日程を組み、
発売日を設定しておくのが普通です。
具体的には「3回くらいチェックに出しても間に合う」日程にします。
(この「3回」という数字はあくまで私の経験上のものなので、
メーカーによっては「2回」とか「4回」とかかもしれません。)
もし、開発が遅れてマスター提出が遅れると、
この「3回」という余裕も「2回」「1回」と減っていきます。
失敗できないリスクが高まると、それはクオリティにも影響します。
どういうことかというと、たとえば、
「出し直し必須ではないけど、できれば直した方が良い」
くらいのレベルの不具合が見つかったとき、
仮にスケジュール的にあと2回チェックに出せる余裕があるとしたら
修正して出し直そうという判断もできるのですが、
日程上もう出し直しをしている余裕がないとしたら、
そのまま製品化してしまえという判断をせざるを得ないからです。
(※あくまで「致命的不具合ではない」場合の話、です)
難しいのは「あと1回だけ出せる」くらいの場合で、
これはメーカーにとって結構悩ましい判断になります。
というのも、指摘された箇所だけ修正しておけば
次は絶対大丈夫という保証がないからです。
次のチェック時に今まで見つからなかった新たな不具合が見つかり、
その内容によっては今度は「修正必須」になってしまうという
可能性も(稀ではありますが)ゼロではありません。
このような微妙なケースにおいては、
修正することのメリットと出し直すことのリスクを天秤にかけ
再提出するか否かを総合的に判断することになります。
ハードウェアのライセンス元による最終チェックがあります。
この最終チェック、メーカーとしてはもちろん
一度でパスさせるつもりで出すのですが、
現実には結構な割合で不合格になることがあります。
不合格になったら、問題箇所を修正して再提出。
再提出の回数には制限がないため、理屈の上では何回でも
出し直すことができますが、実際にはそうもいきません。
なぜなら、大抵の場合、マスターを出す頃にはすでに
発売日を公表してしまっているからです。
いつまでもマスターを出し直していては、
その分生産スケジュールが圧迫され、
最悪、発売日の延期にもつながりかねません。
これはメーカーとしても絶対に避けたい事態です。
そのため、そもそもプロジェクトのスケジュールを立てる際には、
「マスターチェックが一度で通らない」ことを前提に日程を組み、
発売日を設定しておくのが普通です。
具体的には「3回くらいチェックに出しても間に合う」日程にします。
(この「3回」という数字はあくまで私の経験上のものなので、
メーカーによっては「2回」とか「4回」とかかもしれません。)
もし、開発が遅れてマスター提出が遅れると、
この「3回」という余裕も「2回」「1回」と減っていきます。
失敗できないリスクが高まると、それはクオリティにも影響します。
どういうことかというと、たとえば、
「出し直し必須ではないけど、できれば直した方が良い」
くらいのレベルの不具合が見つかったとき、
仮にスケジュール的にあと2回チェックに出せる余裕があるとしたら
修正して出し直そうという判断もできるのですが、
日程上もう出し直しをしている余裕がないとしたら、
そのまま製品化してしまえという判断をせざるを得ないからです。
(※あくまで「致命的不具合ではない」場合の話、です)
難しいのは「あと1回だけ出せる」くらいの場合で、
これはメーカーにとって結構悩ましい判断になります。
というのも、指摘された箇所だけ修正しておけば
次は絶対大丈夫という保証がないからです。
次のチェック時に今まで見つからなかった新たな不具合が見つかり、
その内容によっては今度は「修正必須」になってしまうという
可能性も(稀ではありますが)ゼロではありません。
このような微妙なケースにおいては、
修正することのメリットと出し直すことのリスクを天秤にかけ
再提出するか否かを総合的に判断することになります。