今日は、今回のトルコ旅行でまわってきた
主な観光スポットをご紹介します。
※今回はクリックで写真を拡大します。
【ダーダネルス海峡クルーズ】
フェリーに乗って、ダーダネルス海峡を
ヨーロッパサイドからアジアサイドへと移動しました。
(写真は出発前のヨーロッパサイドの街並みです)
トルコには、こんなカラフルかつ淡い色の家々が
並んでいることが多くてとても綺麗です。
【トロイ遺跡】
世界遺産トロイ…ですが、
もちろんこの木馬は後から造られたもの。
実際の中身はこんな感じです。
遺跡としての保存状態はあまり良くなく、トルコをよく知る人からは
「それほどでもない」と言われるスポットのようです。
ちなみに、遺跡を発見したシュリーマンは
世界史にも出てくる有名人ですが、実は現地での評判はすこぶる悪く、
「あいつが盗掘まがいの乱暴な発掘をしたから保存状態が悪くなった」
という評価を受けていました。
同じ人物でも、日本とはずいぶん違う紹介のされ方をしています。
(ただ、実際シュリーマンによって
いくつもの財宝が持ち去られているのは事実みたいです。)
ただ、そうはいっても、私はトロイも十分楽しんでいました。
こういった遺跡は、日本ではお目にかかれませんし、
悪いと言われる保存状態も「何千年も経てばこんなもんだろう」と
思っていたのですが……
翌日、もっとすごいものが待っていました。
【エフェソス遺跡(エフェス遺跡)】
こちらは世界遺産ではありませんが、非常に見ごたえがあります。
古代ローマ帝国時代の都市がかなり状態良く残っています。
(保存状態はイタリアの「ポンペイ」に匹敵すると思います)
写真は図書館の入口です。
こちらは集団トイレ。なんと水洗式です。
こちらは円型競技場。拳闘士などが戦った場所です。
手前のメインストリートは、
かつてクレオパトラが通ったこともあるそうです。
【パムッカレ】
世界的に有名な温泉。
含有成分の影響で石灰棚と呼ばれる地形を形成しています。
(あいにくの雪でしたが、晴れていればとても綺麗な景色が広がります)
パムッカレは古代でも温泉保養地として使われていました。
その時の跡が「ヒエラポリス遺跡」と呼ばれていて、
パムッカレに隣接する形で残っています。
(パムッカレとヒエラポリス遺跡も、あわせて世界遺産認定されています)
【メブラーナ博物館】
イスラム教の一派、メブレヴィー教団の始祖メブラーナの霊廟……
ということですが、今では同教団は解散しており、
観光地として開放されています。
こちらは中庭。内部の様子が見たい方は、
こちらのブログが綺麗でしたので参考までに。
【カッパドキア奇岩地方】
とにかく風景が圧倒的でした。
奇岩の中にところどころ穴が空いていますが、
なんと今でも住んでいる人がいます。
住んでいる人の家の中にもお邪魔しちゃいました。
電気も冷蔵庫も完備、近代的な生活をしています。
【カイマクル地下都市】
カッパドキアに行ったらぜひ寄りたい観光スポット。
岩をくりぬいた迷路のような空間が、
地下8階まで広がっていてとても楽しく
まさにリアルダンジョンという感じです。
観光客が入れるのは地下4階までですが、
それでもガイド矢印に従わないと確実に迷子になります。
【現地のスーパーマーケット】
こういう、何てことない
「リアルな生活」覗きも海外旅行の醍醐味。
野菜のあまりの安さに戦慄しました。
なんと玉葱1kgで0.63TL(≒32円)です!
ただし、現地ガイドに言わせると、
「むしろ日本の高さが異常です」とのこと。
【ボスポラス海峡クルーズ】
首都アンカラからイスタンブール(アジアサイド)まで
夜行列車に乗ったのち、専用クルーズ船でイスタンブール
(ヨーロッパサイド)へと移動しました。写真のカッコイイ駅は
イスタンブール(アジアサイド)の駅にして
シルクロードの終着駅「ハイダルパシャ駅」です。
船からの眺め。
【ブルーモスク】
正式名「スルタンアフメト・ジャーミィ」。
イスタンブールの名所の一つで、
美しい6本のミナレットが特徴です。
ブルーモスク内部です……が、
実際の美しさはこんなものではありませんでした。
私のヘボカメラ&腕で撮った写真ではとても表現しきれません。
【アヤソフィア】
ブルーモスクと対面する位置に建てられているモスク。
むしろ年代的にはブルーモスクより1000年くらい先で、
ブルーモスクはこのアヤソフィアに対抗して
建てられたとも言われています。
1000年のギャップがあるので単純比較はできませんが、
こちらはこちらでクラシカルな魅力に包まれ、
いずれとも甲乙つけがたかったです。
アヤソフィア内部。
こちらも写真では全然ダメですね……。
本当に綺麗で荘厳でした。元々キリスト教大聖堂だったものが
イスラム教用にカスタマイズされるという歴史を持っているため、
イスラム教モスクでありながらキリストやマリアといった
キリスト教の意匠も残っているという、
世界でも珍しいハイブリット仕様となっています。
【トプカプ宮殿】
歴代スルタンが居住したこの宮殿も、
現在では観光地として開放されています。
ここもとても見ごたえがあります。
中庭には複数のミニ博物館があり、
オスマン・トルコ時代の宝物が多数飾られています。
個人的に一番びっくりした宝物は「預言者モーセの杖」でした。
信じる信じないは人それぞれとしても、
ともかく「本物」として展示されています。
離れの建物も美しかったです。
【ベリーダンスショー】
お色気系というイメージが強いかもしれませんが、
どちらかというと筋肉美を魅せるダンスという印象です。
人間の筋肉があんなに自在に動くとは思わなかったので、
その「プロ」具合に感嘆してしまいました。
【グランドバザール】
碁盤の目のように広がる巨大屋根付きバザール。
ひしめきあうお土産店からものすごい客引きの嵐で、
あまり海外慣れしていない私は正直多少緊張しましたが、
買い物好きの人には楽しいと思います。
……と、美しい見どころ満載のトルコ。
私が行っていない名所もまだまだあると思いますし、
ツアーであれば、海外初心者にもお薦めできる国です。
次回は私が参加されてもらったツアーについて紹介し、
それをもってトルコ関連記事は一段落したいと思います。
主な観光スポットをご紹介します。
※今回はクリックで写真を拡大します。
【ダーダネルス海峡クルーズ】
フェリーに乗って、ダーダネルス海峡を
ヨーロッパサイドからアジアサイドへと移動しました。
(写真は出発前のヨーロッパサイドの街並みです)
トルコには、こんなカラフルかつ淡い色の家々が
並んでいることが多くてとても綺麗です。
【トロイ遺跡】
世界遺産トロイ…ですが、
もちろんこの木馬は後から造られたもの。
実際の中身はこんな感じです。
遺跡としての保存状態はあまり良くなく、トルコをよく知る人からは
「それほどでもない」と言われるスポットのようです。
ちなみに、遺跡を発見したシュリーマンは
世界史にも出てくる有名人ですが、実は現地での評判はすこぶる悪く、
「あいつが盗掘まがいの乱暴な発掘をしたから保存状態が悪くなった」
という評価を受けていました。
同じ人物でも、日本とはずいぶん違う紹介のされ方をしています。
(ただ、実際シュリーマンによって
いくつもの財宝が持ち去られているのは事実みたいです。)
ただ、そうはいっても、私はトロイも十分楽しんでいました。
こういった遺跡は、日本ではお目にかかれませんし、
悪いと言われる保存状態も「何千年も経てばこんなもんだろう」と
思っていたのですが……
翌日、もっとすごいものが待っていました。
【エフェソス遺跡(エフェス遺跡)】
こちらは世界遺産ではありませんが、非常に見ごたえがあります。
古代ローマ帝国時代の都市がかなり状態良く残っています。
(保存状態はイタリアの「ポンペイ」に匹敵すると思います)
写真は図書館の入口です。
こちらは集団トイレ。なんと水洗式です。
こちらは円型競技場。拳闘士などが戦った場所です。
手前のメインストリートは、
かつてクレオパトラが通ったこともあるそうです。
【パムッカレ】
世界的に有名な温泉。
含有成分の影響で石灰棚と呼ばれる地形を形成しています。
(あいにくの雪でしたが、晴れていればとても綺麗な景色が広がります)
パムッカレは古代でも温泉保養地として使われていました。
その時の跡が「ヒエラポリス遺跡」と呼ばれていて、
パムッカレに隣接する形で残っています。
(パムッカレとヒエラポリス遺跡も、あわせて世界遺産認定されています)
【メブラーナ博物館】
イスラム教の一派、メブレヴィー教団の始祖メブラーナの霊廟……
ということですが、今では同教団は解散しており、
観光地として開放されています。
こちらは中庭。内部の様子が見たい方は、
こちらのブログが綺麗でしたので参考までに。
【カッパドキア奇岩地方】
とにかく風景が圧倒的でした。
奇岩の中にところどころ穴が空いていますが、
なんと今でも住んでいる人がいます。
住んでいる人の家の中にもお邪魔しちゃいました。
電気も冷蔵庫も完備、近代的な生活をしています。
【カイマクル地下都市】
カッパドキアに行ったらぜひ寄りたい観光スポット。
岩をくりぬいた迷路のような空間が、
地下8階まで広がっていてとても楽しく
まさにリアルダンジョンという感じです。
観光客が入れるのは地下4階までですが、
それでもガイド矢印に従わないと確実に迷子になります。
【現地のスーパーマーケット】
こういう、何てことない
「リアルな生活」覗きも海外旅行の醍醐味。
野菜のあまりの安さに戦慄しました。
なんと玉葱1kgで0.63TL(≒32円)です!
ただし、現地ガイドに言わせると、
「むしろ日本の高さが異常です」とのこと。
【ボスポラス海峡クルーズ】
首都アンカラからイスタンブール(アジアサイド)まで
夜行列車に乗ったのち、専用クルーズ船でイスタンブール
(ヨーロッパサイド)へと移動しました。写真のカッコイイ駅は
イスタンブール(アジアサイド)の駅にして
シルクロードの終着駅「ハイダルパシャ駅」です。
船からの眺め。
【ブルーモスク】
正式名「スルタンアフメト・ジャーミィ」。
イスタンブールの名所の一つで、
美しい6本のミナレットが特徴です。
ブルーモスク内部です……が、
実際の美しさはこんなものではありませんでした。
私のヘボカメラ&腕で撮った写真ではとても表現しきれません。
【アヤソフィア】
ブルーモスクと対面する位置に建てられているモスク。
むしろ年代的にはブルーモスクより1000年くらい先で、
ブルーモスクはこのアヤソフィアに対抗して
建てられたとも言われています。
1000年のギャップがあるので単純比較はできませんが、
こちらはこちらでクラシカルな魅力に包まれ、
いずれとも甲乙つけがたかったです。
アヤソフィア内部。
こちらも写真では全然ダメですね……。
本当に綺麗で荘厳でした。元々キリスト教大聖堂だったものが
イスラム教用にカスタマイズされるという歴史を持っているため、
イスラム教モスクでありながらキリストやマリアといった
キリスト教の意匠も残っているという、
世界でも珍しいハイブリット仕様となっています。
【トプカプ宮殿】
歴代スルタンが居住したこの宮殿も、
現在では観光地として開放されています。
ここもとても見ごたえがあります。
中庭には複数のミニ博物館があり、
オスマン・トルコ時代の宝物が多数飾られています。
個人的に一番びっくりした宝物は「預言者モーセの杖」でした。
信じる信じないは人それぞれとしても、
ともかく「本物」として展示されています。
離れの建物も美しかったです。
【ベリーダンスショー】
お色気系というイメージが強いかもしれませんが、
どちらかというと筋肉美を魅せるダンスという印象です。
人間の筋肉があんなに自在に動くとは思わなかったので、
その「プロ」具合に感嘆してしまいました。
【グランドバザール】
碁盤の目のように広がる巨大屋根付きバザール。
ひしめきあうお土産店からものすごい客引きの嵐で、
あまり海外慣れしていない私は正直多少緊張しましたが、
買い物好きの人には楽しいと思います。
……と、美しい見どころ満載のトルコ。
私が行っていない名所もまだまだあると思いますし、
ツアーであれば、海外初心者にもお薦めできる国です。
次回は私が参加されてもらったツアーについて紹介し、
それをもってトルコ関連記事は一段落したいと思います。