先立って、首をひねることがありました。

この作品、どこがどう面白くて、美しくて、惹かれるものがあって、

「大衆」に評価されているのだろう??

「大衆」に評価されたものって、強い。

「メジャー」とか「マイノリティー」で分割される人の価値観。

漫画でも、あー、今時の絵やわー、とか、服装でも、

今しか着られへんもん着てはるなあ・・・、と、何かにつけて

「流行」を感じてしまう日々。

ユニクロ、ジーユーのコマーシャル見て、「もり袖です、抜け襟です」。

はあ、そうですか。

「流行」は一部の人の手によって操作されているのでは?

消費者は知らずのうちに「流行」に乗せられている。

パリコレで発表されて、そのスタイルが「流行」になるなんて

今や日本では少ないのでは・・・。

洗練されたスタイルではなく、なんとなく服屋で並んでいるものを

適当にチョイスしてコーディネートしたら、

おっ、今時の「流行」じゃん!!

ってなりかねない。

「定番」があるってことは、当然「流行」があるわけですね。

逃げ恥、見ていなかったから面白いかどうかは論議しませんが、

そうなの?そんなに「ブーム」なの???

まさに「流行」に乗り遅れている感が。

古いか、逃げ恥。

人はそれぞれに確固たる価値観があると思っていますが、

その価値観が、分類できる、カテゴリーに収まってしまうという、

風潮は、大昔からあったんだろうなあ、と。

シャネルがジャージ素材のスーツを発表してから、

めっちゃご婦人方に受けて「流行」したとか。

要は人間、新しい物好きなんだなー、と。

大量消費、大量破棄のこの時代、

自分の価値観を固めていかなければなあ。