私、統合失調症発症しちゃったから、多分、天才になれる!!

などと、病気慣れしてしまって、まるで、精神疾患を武器に

芸術家気取りになってしまう今日この頃。

結局、天才は、脳の作りが違うんですね。

先天的なものにしろ、後天的なものにしろ。

丸二日、睡眠薬を飲まずに絵を描き続ける、という行為を

してしまい、脳の作用の変化に気付きました。

ナチュラル・ハイ。

ドラッグやアルコールに頼らなくても

一線超えた絵を描けた気がします。

絵を描く場合、最初に何を描こうとか考えるものだと思いますが

紙にシャープペンシルの芯が接着した時点で、

意識というものを要さないで、勝手にペンが動くのですよ。

点が線になり、線が面を創り出していく。

私の場合、ナチュラルハイな時に絵を描くと、

線や形に重きをおくというか、そこに快感を感じてしまう。

色にはあまり反応しないんです。

次第に、平面から、立体(奥行き)に快感を覚え、

ただただ、機械的に幾何学的な何かを描き列ねたり。

漫画を描いていても、思いつきが、いつもは

理屈をこね回して描いてしまうのに、

どんどん勝手に登場人物が動いてくれる。

あくまで、ナチュラルな状態なので、理性が吹っ飛んだり、前後不覚に陥ったりはしません。

普段、向精神薬で抑えている脳の機能を、本来のままにフル回転させているだけで、

聴覚や視覚まで、研ぎ澄まされていく。

その分、感情が働かなくなっていきます。

二日目に突入すると、

絵を描くことへの欲さえなくなって、

普段、死にたい死にたい、何でいきてるの?と苦しんでいる精神が、

ああ、存在してるんだな、生きるってこういうことか、と達観したような状態になります。

でも、さすがに疲れたので、目の前にある、一包化された

八錠の睡眠薬の袋を手にしました。

普通に戻ってしまうんだなあ、と、

少しもったいない気がしましたが。

別に天才じゃなくてもいいんですけどね。

天才という概念を作り出したのは凡人ですから。

天才と何とかは紙一重。

よく言ったもんです。

私も、向精神薬を完全に断てる状態ではないのですが、

たまには、徹夜もいいもんだな、と思った次第であります。