2021年2月1日

 

9:30 外来予約。オットが送ってくれたが

診察室へは一人で。

 

この日はMRIと心電図、レントゲン等の

検査結果を聞く日。

 

何度かお会いするうちに地元のフレンドリーな

町医者と比べなんだか無表情で怖そうに

見える先生にも慣れて来た👍

 

でも考えてみたらここに通うほとんどが

がん患者さん。医者も患者も命に関わる

病気と向き合い、闘っている。感情を

揺さぶられる事なく淡々と診察するのは

普通の事なのかも。

 

話すときはちゃんとこちらに向き合い、

目を見てお話ししてくれるし、質問には

丁寧に答えて下さる。充分です😊

きっと真面目なセンセイなんだろうな。

 

結論から言うとMRI、心電図、レントゲン等の

検査結果はどれも問題なかった。

良かった。

 

先日のCT(身体)と今日のMRI(頭部)が

どちらも転移がなかったのは少しだけ、

ほんの少しだけど肩の力が抜けて軽く

なった。告知されてから不安と恐怖で

ずっと身体も気持ちもガチガチに

なっていたから。

 

でも“今のところは”…

と言う方がいいのかもしれない。

(だってリンパや血流に乗ってるかも…)

 

そしてこの日までにネットで色々調べ

まくってさらに不安になった事、

日によって気持ちの浮き沈みがある事、

仕事は諦め治療に専念した方がいいのか

など先生に吐き出した。

 

先生は「ネットは怖い事がたくさん書いて

あるからね。古い情報もあるし」と。

 

悪性黒色腫の治療は数年前に比べたら

格段に進歩している。ドラッグラグも

かなり改善されて使えるお薬も増えている。

治療しながらお仕事を続けてる方も

たくさんいるから今はお仕事を諦める

必要はない。そして不安が強かったら

心のケアをする科(なんと言う科か忘れ

た)もあり紹介するのでいつでも

言ってください。との事だった。

 

この日、先生とお話して改めてこの先生に

お任せすれば大丈夫。きっとその時の最善の

方法で導いてくれるはずと思えた。

 

これからも不安や心配は尽きないと思う

けど先生に頼りながら、前向きに一つずつ

クリアして行こうと言う気持ちになった。