2021年1月18日

私は事務職のパートしています。
コロナ禍で出社人数を減らすためリモートワークが
出来ない部署の私たちは週に一度、交代で
「自宅待機」をしていた。

本来なら自宅に居て呼び出されたらすぐに
出社出来る体制でいなければならない。

でもこの日を逃すとまた先延ばしになってしまう。
万が一私用で出かけたのが会社にバレて
怒られてもいいや。朝一でネット予約しよう!
そう思い8時からの受付開始を待って8時と同時に
ログイン!26番目ゲット👍

何年か前から湿疹で通っている皮膚科。
ネット予約が出来るようになって少しは
待ち時間が減ったけど結局小一時間待った💦

呼ばれて診察室に入りまた首に湿疹が出た事、
それとちょっと気になるホクロがある事を伝え、
お腹のホクロを見せると表情が変わり

「ノギス持って来て!」と慌てる先生(女性です)
大きさを測り続いてネット検索で見た事のある
ダーモスコープの登場。

右手でシャツをめくり、左手でパンツを少し下げ

下腹を出してベッドに腰掛けてる私。
深刻な事態を察したのかカーテンの隙間から
覗き込む看護師2人と目が合った💦

患部にゼリーを塗りガラスのプレートを押しつけ

ダーモスコープで観察🔎

「ああぁ」と切ない表情で私の顔を見る。
「ちょっと写真撮りますね。」


「悪性腫瘍!!!うーん🧐病院どこが良いかな?
すぐ電話して」と看護師に指示を出す。

「T病院かK病院が良いと思いますけど、どちらが
良いですか?それとも他に希望がありますか?」

「あっ、がんセンターも紹介出来ます。」
と矢継ぎ早に💦

「急にそう言われてもちょっと…」

「K病院はどうですか?良い先生がいますよ」

「じゃそこでいいです。」

「コロナで初診受付を縮小してるらしいです」
(看護師)

「急ぎだって言って!」

(急ぎ!?ひぇ〜)


「K病院で明日10:30に来れますか?って。
行けますか?」

この物々しさに「仕事です」とは言えず、
「あ、はい…なんとか都合つけますのでその時間で
お願いします」

と言うことで皮膚科受診の翌日にはK病院に
行く事になりました。

小さな皮膚科なのでこのドタバタは中待合室は
もちろんの事、まだ5、6人いた待合室にも
筒抜けだったはず💦

診察から出て来る私を「がんなのね、お気の毒に」
とみんなが憐んでいるような気がして会計を
待つ間が気まずい。

先生〜!デリケートな事なんだからもう少し
配慮して欲しかったです〜💦