あなたと働きたいと言われる店長のシンプル習慣・・・プロローグ:その2 | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。



「さあ~行くぞ~オレに付いてこい!」

いつもこんな風に叫んでいる、なんだか青春ドラマのような店長って以前は(と言っても30年くらい前かな)たくさんいました。
その頃の「店長」のイメージは、「オレに付いてこい型リーダー」でしたね。

当時のこんな店長の口癖は、「オレの言う通りにやってみろ!」「四の五の言わずにやりゃあいんだ!」「やる気の無い奴は帰れ!」こんな感じでした。
部下であるスタッフが、その時にどんな気持ちでどんな状況で、何に悩んでいるのかなんて関係ありません。
基本的に、一方的です!(あ、全員じゃあ無いですよ。あしからず)

しかし、あれから30年~~
今や時代は変わったのです。

店長がスタッフの気持ちも考えずに突っ走って行くと、気がつくと誰も付いてきていない・・・今は、そんな時代なのです。
今は、情報がたくさんあるので、スタッフ達も、その選択に悩んでしまうのです。
なので、昔よりも、今のスタッフの方が、色々と考えているのです。
にもかかわらず、店長がひとり突っ走っても、誰も付いてきてはくれないのです。
スタッフ達は、考えているのです。

「ああ~めんどくせえ~~」

と言う店長もいるかも知れませんが、当の店長自身も、上司がそのようなリーダーシップを発揮したら、「え~それって違うんじゃあ無いですか~」と、疑問を持つのです。
ただ、スタッフよりは、大人である分、ちょっとずるくなり「まあ、ここはイエスと言っておく方が得だろう」と、表面的に素直な態度を取っているだけなのです。

しかし、素直なスタッフ達はそうは行きません。
だから悩むのです。
昔よりも優柔不断になったり、おとなしくなったりしているのではありません。
情報が多すぎてうまく選択できないだけなのです。

そんな今の時代に求められる店長・リーダー像は、「伴走型」です。
いつも横にいて、「見ていてくれて」「承認してくれて」「励ましてくれて」「(適度に)叱ってくれて」「ほめてくれる」
いわば「松岡修造型店長」が人気なのです。(理想の上司ナンバーワンらしいですよ)

彼が書いた「まいにち、修造!」と言う日めくりカレンダーは、むちゃくちゃ売れているのです。
まあ、熱すぎてうざい、と言う声も聞こえては来ますが、やはり、彼のように、よく見て、よく聴いて、よく認めて、適度に叱って、よく励まして、よくほめる、そう言うリーダーが、スタッフの悩みを解消するのかも知れませんね。

昔タイプの店長と、今タイプの店長の大きな違いは、「聴くというコミュニケーション」が、常に行われているかどうかです。そして、その上で「承認する」という行為が日々たくさん行われているかの違いなのです。

「聴いて承認する」・・・現代の店長が、スタッフの仕事に対する満足度を高めるためには、こう言うスタイルが必要なのです。


さて、あなたの店長・リーダーシップスタイルは、どんなタイプですか?
大切なことは、「あなたがしたいリーダーシップ」ではなく、「スタッフが望むリーダーシップ」を実行することが大切なんだと言うことです。

だって、動いてくれるのはスタッフ達ですからね。
もう一度よく考えて行きましょう!
それが、従業員満足を向上させるリーダーの姿なのですから。

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