おお~いいね!・・・女性客にマッチングした気持ちの良い接客をするラーメン店の男性スタッフ | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。





「いらっしゃいませ」
「ありがとうございます」
「少々お待ち下さいませ」
「ただいまお伺い致します」
「大変お待たせ致しました」
「かしこまりました」

これらは、接客業としては極々当たり前の用語です。
しかし、これらをきちんと使いこなしている店は案外少ないのが現状です。
その為なのか、チェーン店で接客用語をきちんと使いこなしているスタッフを見ると、しっかり教育しているチェーンだな・・・と、当たり前のことにとても感心してしまいます。

この日は、吉祥寺でランチ。(いつもですが・・・)
お腹がペコペコだった私は、どこに行こうというのでは無く、たまたま眼に付いたオシャレなラーメン屋さんに入りました。

お店の名前は「麺Diningセロリの花」と言います。
ラーメン屋さんとは思えない、おしゃれで明るい店内。
自慢のラーメンもイタリアンな「モッツァレラトマトスープ麺」や「イタリア麺」、ヘルシーな「豆乳坦坦麺」など、ガツンとした男っぽいラーメンではなく、爽やかでヘルシーでオシャレな女性に受けそうなイメージが全面的に出ているのです。

そんなセロリの花のこの日のホールスタッフは、若い男性スタッフがふたり。
女性スタッフがキッチンで調理をしていました。

さて、この日私が「いいね~」と思ったのが、このふたりの男性ホールスタッフのうちのひとり。
冒頭の様に、きちんとした接客用語とはきはきと元気で大きな声で、しかもきちんと丁寧に使っているのです。
なので、応対を受けている私の方も、とても気持ちが良いのです。
特別とか特殊とかかしこまっているとかではないのです。
きちんと基本に忠実に丁寧に、そして元気に接客をしているだけなのです。
でもなんだか、ちょっと高級なイタリアンでランチをいただいているような気分になる、そう言う素敵な接客を彼はしているのです。


実は、この「麺Diningセロリの花」吉祥寺店は、あの牛丼の松屋がやっているお店です。
また2店舗ですからおそらく立地やメニュー、客層などのテストデータを集めるのがミッションなのでしょう。
もしかしたら、彼は、そのミッションを命じられた優秀な店長なのかも知れませんね。
さすがは巨大チェーン。こう言う店にはしっかりしたスタッフが配属されているのですね。

きっと、そう言う彼の接客が功を奏しているのでしょう。
この店はいつも女性客で満席状態が続いています。
メニューも内装デザインも女性を意識しているのが良くわかるのですが、接客サービスも女性が好むポイントを押さえているのでしょう。

松屋フーズが、テスト店舗として、サービスも含めた戦略を講じているのならば、もうさすがとしか言いようがありませんね。
彼らのような大規模なチェーンがこう言う戦略を徹底できるのならば、この業態は間違いなく成功するでしょうね。


2010年4月にオープンしたこの店も、もう丸5年経ちます。
しかしながら、未だ店舗は2店。
多店舗展開には至っていないようですが、なぜなのでしょうね。
しばし、定点観測を続けてみようかと思います。

※麺Diningセロリの花公式ホームページはこちら
http://www.matsuyafoods.co.jp/shop/serori/kichijouji.html

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