「相手軸な話」㉘世界的ベッドメーカーの素敵な対応・前編 | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。




「このベッドの寝心地は、ショールームで体験したあの感じと全然違うわ!これじゃあ寝られない・・・」

彼女には、腰痛の持病がありました。
その為、それまで使っていたベットでは、堅くて腰が痛くて寝られなかったのです。
彼女は、色々なベッドメーカーやマットレスメーカーの製品を確かめました。
しかし、どれも微妙にしっくりと行かなかったのです。

そして、その日、ようやく見つけたのが、高級シティホテルでも使われている、ある世界的なベッドメーカーのショールームでした。
「あ!この感じがイイ!やっと見つけた!」
彼女は、これでようやく熟睡出来ると感激し、早速そのベッドを買い求めました。

そして、納品の日。
搬入されたベッドに横たわった彼女は、愕然としたのです・・・
「このベッドの寝心地は、ショールームで体験したあの感じと全然違うわ!これじゃあ寝られない・・・」

もちろん、メーカーも型番も同じものです。
でも、寝心地が全然違うのです。
ショールームで感じたあの天にも登るようなふわっとした柔らかい寝心地が・・・・まったく感じられないのです。

彼女は、大きなショックを受け、すぐにそのベッドメーカーに電話を入れました。
電話を受けたベッドメーカーの担当者は、ひとおおり彼女の話を聴き、型式などの間違いが無いことを確認した上で、事情を説明しました。

「当社のベッドは、ポケットコイルを使用している関係上、最初はやや硬めに感じますが、お使い頂く内に徐々に柔らかくなり身体になじむようになっています。少しお使いいたでければ、ご理解頂けるかと・・・」

彼女は納得出来ませんでした。
「私は、あの日ショールームで感じたあの感触が気に入って買ったのよ。いつまで待てばそうなるというの?その日までずっと腰痛と闘いながら寝られない日が続くというの?」

「申し訳ございません。ショールームに置いてあるベッドは、お客様が何度も試用されている関係で、少し柔らかくなっているかと・・・新品とは感触が違うのだと思います。」

「ならば、あのショールームのあのベッドに交換して頂戴!」

「そ、それは出来かねます・・・・・・・」

結局、ベッドメーカーは、まったく納得出来ないで困っている彼女の元に、ひとまず担当者を伺わせることにしました。さて、どうなったのでしょうか?

続きはまた明日。



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