「偽の相手軸」①何の為に相手の心を読むの? | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

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「相手の立場」に立つのは当たり前。繁盛店は「本気で相手の立場」に立っています。では「本気で相手の立場に立つ」にはどうすれば良いのか?ブログではそこんところをもっと詳しく、ほぼ毎日書いております。どうぞ、宜しくお願い致します。




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相手の為に「相手軸に立っている」ようで、実は自分の為に「相手軸に立っている」

と言う人がいます。

これを「偽の相手軸思考」と言います。


つまり相手軸もどきですね。

まるで「相手の立場に立っている」ように見せかけていますが、

その目的は「自分が有利になるように相手との関係を作る」というかなり自分勝手な行為です。


私の言う「相手軸に立つ」と言うのは、相手の為になることを目的にしています。

もちろん、「情けは人の為ならず」同様に、「相手軸も相手の為ならず」という見方もありますし、それはそうだと思います。

しかし、相手の為に全力を尽くさない限り、自分に返ってくることなどはありません。

「相手軸に立つ」と言うことは、相手の為に行う行為なのです。

相手が喜んでくれる。それで十分ではないですか。


偽の相手軸の代表的なのが「相手の心を読む・・・そしてそれを自分の為に利用する」です。

相手の為に「相手軸に立つ」時も「相手の表情を読み、その変化に神経を集中」します。

大切なのは、その先です。

その観察から得られた情報から、仮説を作り、それを相手に確かめるのです。


「偽の相手軸」では、これを「相手は、こう考えているな、だったら裏をかいてこうしてやろう」と

相手に勝つことを目的にした使い方をします。

心理学を応用した、表情や手癖などで、相手の心理を読むという方法は、たくさん紹介されています。

しかし、もともと、相手の心理を読む為のスキルは、相手の心理を素早く読み取って、より良い信頼関係構築の為に活用するのではなかったのでしょうか?

なんだか悪用されているように感じます。


「相手の心理を読む」ことは大切です。

しかし、それは「相手に勝つ」事が目的ではありません。

例え読めたと思ったとしても、それは「読み手の仮説」です。

そこから、相手に取って良いと思われることを、仮説に重ねて行き、最後は相手にそれを確認する。

そして、相手も喜んでくれることが解ったら、これを実行に移す。

それが「相手の為の相手軸」になるのです。


相手の心を読んで、相手の心理を見抜いて、自分に有利に働くように裏をかいても

そんな本音は、相手には伝わります。

そうすると、そのまた裏をかいたりして・・・


「相手の為に相手軸に立つ」これは戦いではありません。

本当に相手が喜んでくれることを、相手の立場、相手の視点から見つけようという行為なのです。


相手が喜んでくれたら、きっと自分も嬉しくなるし、それがストレスを解消させることにもなります。

相手が喜んでくれることが自分の喜びになるんだなあ~

この大切なことに、気がつけば、「相手の心理を読む目的」もちょっと変化するかも知れないですね。


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