小さなお店で商圏を把握すると言う事 | 「繁盛店は本気で相手の立場に立っている」相手軸コンサルタント:松下雅憲のブログ

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私は以前、世界で最も有名なハンバーガーレストランチェーンで働いていました。

そこでは、今でこそ携帯電話やスマホのアプリでクーポンを活用していますが、私が現場を担当していた当時は、チラシやクーポンの新聞折込が、現場で行う最も効果的な販売促進策でした。

そして、その折込をするチラシの枚数たるや、半端ではありませんでした。

郊外のドライブスルーならば、一次商圏である、半径2km以内の全世帯を網羅する枚数を投下するのです。

クーポンも付いているので、その効果は歴然としていました。


しかし、中小のチェーン店や、個人商店ではそうは行きません。

3000枚程度を折り込もうにも、紙代、印刷代、折込代を入れて、数万円かかります。
(もっと安くする方法もありますが)

結構なコスト負担です。

半径2km以内の全ての世帯に配るなんて贅沢なことはなかなか出来る事ではありません。

だから、広く薄く折り込む方が多いのですが、それでは全く効果はありません。


なので、携帯メルマガなどに移行しがちですが、初めてのお客様に来て頂くには、非常に難しい方法です。

駅前などで、チラシを配るという手もあります。

これも効果はありますが、非常にロスの多い方法でもあるのです。


大切なことは、広く薄くではなく、この地域に狙いを定める、と言う考え方なのです。

しかし、それは、GISに搭載されているような統計データだけでは、単純には解りません。

新聞折込の世帯数地図でも、解らないのです。


世の中には、スポット折込などで地域指定をして折り込んだり、ピンポイントで指定世帯にDMを折り込んだりするシステムも世の中にはあります。


しかし、最も大切なのは、小さなチェーン店や個人オーナーが、自分のお店の商圏を、自分の眼で見て、町の人に聞いて、きめ細かく把握することなのです。

これをせずに、全てを業者任せにしては、たとえ一時的には効果があっても、決して長くは続く物ではありません。


私がお薦めしたいのは、まずは、自分が仮に設定した商圏内を、くまなく歩きまくることです。

小さな商店の一次商圏は、大体が半径500m以内です。

一次商圏とは、その範囲から来るお客様が、全てのお客様の75~80%を占める範囲です。


駅前ならば、自転車やバスを使われるので、それが1.5kmくらいまで広がりますが、そう言う人達は、別の目的があって駅前に来ますので、駅前で認知してもらえば良いのです。

ですので、最初に把握すべきは、自店舗の半径500mです。


では、その半径500mで何を見て、何を聞けばいいのでしょうか?

それはまた次回。


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