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映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」を見る。

以下ネタバレ注意。



まるで「君たちがいてボクがいる!」みたいなタイトル!
お笑いのツボはなかなか得る感じだが…。

イマイチ、ショコラに悲壮感がないんだよな~。
黒人として人種差別による偏見がどうのこうのよりも友達との成り上がりをよそにギャンブルに溺れてくダメ人間のお話に見えちゃう…。
っていうかタイトルからしてショコラが主役に思えるけどこれは道化師としてストイックに向き合ってくフティットの物語のような気がする。

言われないと気が付かなかったかもしれないけどフティット役の人がチャップリンのお孫さんとは…。
この監督、「チャップリンからの贈り物」も撮ってるし相当好きなんだろうな~。

最後に流れるフティットとショコラの映像。
お笑いの源流を見てる気がしてなんかとても得した気分になった。




俺的満足度100点満点中62点



作品情報「ショコラ 君がいて、僕がいる」
2015年 フランス 119分
監督 ロシュディ・ゼム
出演 オマール・シー  ジェームズ・ティエレ  オリヴィエ・グルメ  クロチルド・エム