
を見る。
以下ネタバレ注意。
冒頭の幸せそうな家族。
展開が進むにつれて同じ映画のシーンとは思えない方向へ行くのが悲しい。
そして双子の2人さえも…。
殺し合いや銃撃戦など全くない戦争シーンとかないんだけど戦争の悲惨さと言うか重さがジワ~っと伝わってくる。
双子の2人にあるルールは親から教わったもの祖母から教わったもの。
それを踏まえて日記を書くことで幼い2人の考えで積み上げられていくルール。
可愛くも思えるけどそのひたむきな感じがキュンときてしまう。
盗人の女の子をボコボコにしながらも「親のためにやった」と聞いて途端、2人とも殴るのをピタッ!!と止めて「これやるよ」とリンゴだかをあげるシーンはそんな2人の中に映画上では語られてないルールがあるようでなんかよかったな~。
「離れ離れになるのは死ぬくらいに嫌だ!」と言ってた2人が目の前で父が爆死してるのに最後は生き抜くために離れ離れになる。
その後、どうなったんだろう?って気になる終わり方もこういう映画だとなんかアリかな?
それにしても双子の2人の目がまたいい!!
格好いいお兄ちゃんになるんだろうな~。
俺的満足度100点満点中80点。
作品情報「悪童日記」
2013年 ドイツ・ハンガリー 111分
監督 ヤノーシュ・サース
出演 アンドラーシュ・ジェーマント ラースロー・ジェーマント ピロシュカ・モルナール ウルリク・トムセン ウルリッヒ・マテス ジョンジュヴェール・ボグナール