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を見る。
以下ネタバレ注意。


プロレス映画って色々あったけど何気に学生プロレス映画って初めて?
そういった新鮮味と主人公の特殊な病気が重なって最後までなかなかハラハラした展開。
主人公の患ってるのは一日寝たら昨日のことを忘れてしまう病気なんだけどそういう微妙な病気ホントにあるのかな?
目が覚めるたびにイチイチ昨日までのことをノートで読んでってそれやってくたびに段々、ノートが増えて行ってってやってたらもうそれだけで1日、2日過ぎてしまう気がするんだけど…?

好きな人に告白しても告白したこともふられちゃったことも忘れてしまう。
こういう映画って必要以上に主人公の身になって映画を見ようとしてしまうんだけど、こういうのって告白される人にとっても辛いんだな…。
なんか映画を見る上で妙に考えさせられるシーンだった。

結局、最後まで主人公は直らなかったよう。
ただ道場の歴代チャンピオンの写真に並ぶことにはなった。
自分の記憶には残らないけど他人の記憶に残る人間か~。
なるほどプロレスやプロレスラーっていうのはそういうもんなんだよな~。
あまりプロレスを知らない監督が作った映画のわりにはプロレスっていうジャンルのツボをとても押さえてるような気がした。
俺的満足度100点満点中77点。


作品情報「ガチボーイ」
2008年 日本 120分
監督 小泉徳宏
出演 佐藤隆太  サエコ  仲里依紗  西田征史  宮川大輔  泉谷しげる  瀬川亮