以下ネタバレ注意。
ん?これって前作と続いてるのか?
なんかよく分からんまま見ちゃったけど…。
今回、なんかパンチ(まあ、この際、パッチギでもいいや)が弱い気がするな~。
タイトルを日本語訳すると「頭突き 愛と平和」。
ん~やっぱりよく分からない。
戦争を知らない俺たちの世代の日本人から見るとどうもこの手の作品ってイマイチ、感情移入ができないんだよな~。
戦争そのものを知らないし、人種問題だって一日に外人を見ない日はないし。
唯一、子供が病気(それだって結局、人種差別的偏見だったのか、ホントに厳しい病気だったのかも分からない)で親の気持ちが分かるような気もするけどそんな子供をトラックに乗せて一歩間違えば大惨事になるような運転をしちゃう気持ちは絶対に分からない。
主人公の井坂俊哉はそれ以外の部分はいいんだけど肝心の父親って感じは全くしないし、ヒロイン?の中村ゆりは上戸彩チックで確かに可愛いんだけどどうもどこかで見たような演技しかしてない(もしかして監督にそういう指導をされてるのかもしれないけど)。
この映画のキャスティングで唯一の救いは藤井隆のような気がした。
俺的満足度100点満点中58点。
作品情報 「パッチギ LOVE&PEACE」(2007年) 128分 日本
監督 井筒和幸
脚本 羽原大介 井筒和幸 音楽 加藤和彦
出演 井坂俊哉 西島秀俊 中村ゆり 藤井隆 風間杜夫 キムラ緑子 手塚理美 キム・ウンス
米倉斉加年 村田雄浩 桐谷健太 ラサール石井 杉本哲太 麿赤兒 でんでん