そう、今年2月に30年ぶりでハワイに行きました。ハワイ島です。

30年前まではハワイは毎年、行ってました。

ハワイに~というよりもアメリカ大陸に行く途中にちょっと寄る程度でしょうか。

でも、何時行っても、何度行っても良いハワイ~でした。

 

30年の月日で、私たちの旅行スタイルもすっかり変わりました。

20代30代のころは、とにかくミーハーでした。

今は使われない言葉ですが、ミーハーとは「軽薄な、流行に左右されやすい世の中の風潮や人を意味する。」とあります。

真に物の価値がわかっておらず、ブラインドやら有名だとか、他人の評価に全く身をゆだねていました。

ですから、若い頃は海外に行くとブランド物を買い、有名なホテルに泊まりました。

そして、若くて愚かな娘も経年して、少しずつですが、真の価値を知り、本当に自分に合った(必要な)ものを見極める力を得ることができるようになりました。

当然、30代の頃の旅行スタイルと60代の旅行スタイルは違います。

 

いつものように眺めていたYahooのページですが、ハワイ行航空券の宣伝に何故か?目が止まりました。

最近は確かに、多いですよね、ハワイアン航空の広告が。

 

そして、調べてみるとなんと、一人分の航空券が10万円以下です。

 

え~とビックリして、やめておけばよかったのに、『行きたい~』なんて思ってしまいました。

ちゃんとその時にしっかり、宿泊料金を調べておけばよかったのですが、海外だから、ヨーロッパと同じだろう~と思い込んでしまったのが運の尽き。

結局、早々と航空券を手配してしまいました。

 

実際のところ、ハワイアン航空でも十分、お安かったのですが、JALのマイルがたくさんあるので、提携航空券という形でマイルで購入しました。一人47000マイルです。

航空券を購入してしまったので、足であるレンタカーをHartzで手配し、Booking.comで宿泊先を探しました。近頃は国内でも、Booking.comを使います。AgodaやHotelsもありますが、長年利用してきて、ステイタスも上がり、優遇や割引があって、結局、いつもBooking.comになってしまいます。

 

私たちはキッチン付きの宿泊施設を使います。旅行先では外食を好まれる方が多いですが、ここ何十年、海外で外食はしません。

特に海外では美味しいものを食べられる可能性が低いからです。

もちろん、ディナーに一人当たり1万円以上をかけるつもりであれば、そうではないかもしれません。でも、低所得階級の私たちには難しい話です。

まず、その前に私には極度の好き嫌いがあって、なんでも食べられないんですよね。

 

ということでいつものようにキッチン付きの物件を探し、次に折角のハワイ島なので、海の見えるロケーションを探しました。

 

と、ここで愕然としました。

値段の高さに。

我々の1泊の予算は欧州の高いところでも3万円ですが、桁が違いました。

 

なんて、ことでしょうか?ハワイの常識を知らないとは恐ろしいことでした。

今回、ヒロで2泊し、コナでも2泊しましたが、コナは海沿いにある部屋から海が見えるリゾートマンションの1室にしました。こうなったら、やけっぱちですね。

なんと2泊で15万円でした。

とってもとっても痛い出費でしたが、ハワイ島の休日は素晴らしいものでした。

部屋からの夕日は素晴らしかったし、翌朝、沖を泳ぐクジラを見られたのも良かった。

ただ、この先、ハワイに行くのは難しいですね。

そのあとも、調べましたが、宿泊費はバカ高いです。

私には到底、手が出ません。