私はネットでオリジナルのSサイズの洋服を販売しています。(今年の春服は諸事情により一時休止しています)
私自身が身長が低くて、着たい洋服がなかなか着られないというジレンマがあったため。
着てみたい服を、自分のバランスで着てみたかったんです。
なので、私は身長が低いというコンプレックスがあったので、サイズにこだわるし、基本的にはジャストサイズ推進派です。
なぜならサイズが合っていると全体のバランスが取れるので、着るだけでそれなりに見える。(笑)
でも、シャツなんかは、ここ数年はオーバーサイズで着ることが流行ってるし、トップスもボトムスもユルッとしたボリューム感で合わせているコーデが流行です。
ちょっと前までは、「シャツはえり抜いて抜け感出す!」みたいな。←私はこれが苦手でして、歩いているうちに絶対着くずれするし、街で見かける人でも「きっと流行だから、えり抜いてるんだろうなー」と思っても、キレイに着こなしている人はすっごく少なかったと記憶しています。
私のような、着くずれを直しながら着るのが面倒な無精者や、着こなしに自信がない人はジャストサイズでのオシャレをオススメします。
しかしですね、本当におしゃれな人って、洋服を購入する時の選ぶサイズの幅が広いんです。
サイズが7号だからといって、いつもどんな時も7号を選ぶわけではないということね。
その時出したい雰囲気によって、選ぶサイズを決めるんです。
私、今から4、5年前、ファッションブロガーで有名な「プチプラコーデ術のyokoさん」にショッピング同行をしてもらったことがあります。
お店をまわる前にちょっとしたレクチャーがあるのですが、その時に「サイズにこだわらない」と教えていただいたのを覚えています。
「サイズにこだわらない」というのは、自分のサイズは知らなくていいとかもちろんそういうことではなく、SだからといってSにこだわりすぎなくていいということ。このアイテムはゆるっと着たいなと思ったら、いろいろなサイズを試着してみて一番自分が想像したシルエットに近いものを選ぶということです。
おしゃれな人こそ、この観点で洋服を選んでいます。
雑誌にもこんな感じで掲載されていました。
この白ニットのコーデがめちゃくちゃ分かりやすい。
Tシャツもこれだけサイズがあれば嬉しいですよね。↓
当時、yokoさんとやっぱり身長低い人は全身プチプラで探すのは難しいとかそういう話もたくさんしました。(私がお願いした時は、私の似合うもので、全身プチプラでなくて良いと言ってサービスを受けました。)
自分のサイズをよく知らずしてオーバーサイズが流行っているからこの大きさでいいや、と着るのと、自分のサイズや着こなし術を知った上でオーバーサイズを着るのとは全く違います。
本来の自分サイズではない洋服を着るということは、おしゃれ上級者。
そのサイズの服を「着こなす」ということを知っている人です。
「流行りに乗る=オシャレ」、というわけではないので、自分らしいオシャレを楽しみたいですね。