ギリギリ1年に1回ペースで更新しているので、今回も更新してみる。
数年たって、「そういえばあの年は…」と自分で振り返ることができるのか、楽しみだ。
さて、今年は大きな変化があった。
端的にいうと一人暮らしを始めたのだ。
実家から職場はとても近く、家を出る理由がない。
ましてや非正規でこのご時勢、実家にいてコツコツ貯金したほうが良いのだろう・・・ということは身に染みてわかっていた。
最低限だが家にお金を入れて、家事もしていた。朝起きたら、仕事から帰ったら食事にありつける生活があった。
持病も思わしくなく、休みの日は寝込むことが多くなった。
それでも頑張って、年明けからお付き合いした彼とうまくいくように努力したのだが…、うまくいかなかった。
何か、変えたくて出ようと決めたのだ。
重い腰を上げるまでは人より何倍も時間がかかるのだが、
一度決めたら早い早い。
夏休みに引っ越すことを想定して、物件をサクサクと見て回った。
一度高望みの物件を決めたが、見事審査で落とされて深く落ち込んだ(笑)。
でも、すぐに立ち直り、理想の立地、間取りの物件をみつけ、内覧できないのに決定するという暴挙に出た(笑)。
実際に内覧したら見事大当たりで、ここ数年一番感謝した。
自分の引きの良さを幸せに思った。
で、今そこに住んでいる。
毎晩お風呂に入るたびに「幸せ~」と実感している。
貯金が十分になったわけではないけど、家を出たかった。
体が思うようにいかなければ、行かないほど一人になりたかったんだ。
なんていうか、不自由なら、不自由なりに自分の力でできることを試したかったのかもしれない。
なんだかんだ、自分の持病を言い訳にして、親の助けを借りたり誰かの保護のもとにいるのが嫌になったんだ。
甘えられる環境の中では、自分のできないことやうまくいかないことが多く目につく。
その分暗くなることも多く、簡単に寝込むようになった。
今はそれなりに、できないなりに家事を工夫してこなしていくのが楽しい。仕事から帰ってすぐ料理があるのもいいけれど、気持ちを切り替えて何かをつくるのは良い気分転換になる。家事をしている時も同様に、気が付くと、何も思っていない、無の境地のこともある(笑)。そういう時は、自分の持病や暗い気持ちを忘れられている気がする。
資金的にはだいぶ無理をしてしまった気がする。
決して良くはなくなっていないので、医療費用もまだまだかかる。
でも、寝込むことは少なくった。
休日も遅い時間まで寝ていることはなくなった。
小さなことでも好きなようにできるのは本当に楽しい。
私は今まで結婚も一人暮らしもしなかったので、この年齢で初めての経験だが、悪くはない。
今はインテリアを素敵にしようと模索はしているのが、何でこんなに所帯じみてしまうのだろう(笑)。