コンプレックスには2種類ある。
うしろめたい気持ちがある場合は、
相手に挙動不審な印象を与えてしまいます。
背信行為などのルール破りは、
一旦、横においておいて、コンプレックスの話です。
コンプレックスという言葉は、
深層心理学の概念であり、
劣等感と優越感の両方の意味を含んでいます。
自分にとって、
自信がある場合は、優越感になり、
自信が無い場合は、劣等感になります。
他人から見て、
好意がある場合は、賞賛になり、
悪意がある場合は、罵倒になります。
人を評して、
・あの人は、ワンマンだよ。
・あの人は、リーダーシップがあるよ。
など、表現の違いでイメージが変わりますが、
同じ特徴を言い表しているだけです。
赤面症は顔が赤くなるだけですが、
赤面症を指摘される環境にいる人は、
過度に劣等感を強め、会話が苦手になります。
劣等感が強い人は、それだけで、
うしろめたい気持ちになり、態度に出てしまいます。
逆説的には、態度が劣等感を強めてしまいます。
態度=姿勢に現れる。
背筋を伸ばす運動を日常に取り入れるだけで、
劣等感が薄まるので、だまされたと思って実践してみてください。
コンプレックス。
元猿岩石の有吉弘行さんは、
特徴を上手く指摘した毒舌で人気を得てますが、
相手の劣等感的要素を「笑い飛ばせる個性に昇華」しているので、
仲間内から愛されているんでしょうね。
相手の劣等感的要素を魅力的特長に昇華できるなら、
男女をとわずモテる人になれます。
自分が許せない部分を許してくれる人は、特別な存在になります。
ライバルを敵視するような人には、理解されがたいですが、
「譲る」「与える」という行為が、勝負に勝つ秘訣でもあります。
「与える」のお話は次の機会にでも。
美しい姿勢が、高感度を高める態度になる。