さて続いては「2代テノール」です。
プログラムは兵庫で行われた公演と同じでした。
なので感想を。

まずなんと言ってもお父様の誠さんです。
途中かなり声を張る所があったりして客席でドキドキしちゃいました。
万里生くんと一緒にいるときは息子が怖いのか(笑)少し押さえていた様な気もしますが
お1人だとやはり歌いたいと思われていたのでしょうか
楽しそうに、今出来る範囲でのものを出されていたように思われます。
ちゃんと高音では細く声を出されてましたし。
やはり最初の一声は私もウルッときましたしょぼん
本当にここまで回復されて良かったです。
終演後のご挨拶に私は参加しなかったのですがかなりの人がいらっしゃいました。
疲れていないはずはないと思いますがどうかお大事になさって頂きたいです。

順不同になってますが曲ですよ曲。
今回はイタリアのものや日本のものなど、それぞれ解説も入り
初めて聴かれる方にも良かったのではないかと思います。
遅れて来られた方もお話の最中だったらご自分の席に着きやすいですしね。
「さくら横ちょう」ですが私は中田善直さんの方が好きかな~。
途中かわいらしい旋律が入ったりして楽しめました。
初めて聴いたのですがどちらも青い空の下の桜ではなく
夕暮れとか夜の時間、静かな寂しい桜を思い浮かべました。
歌詞を見ると納得、春の宵なんですね。
このような同じ詩に異なる曲を付けたものを続けて聴くのって面白い体験でした。
同じ様な曲として「砂山」がありましたね。
「海は荒海~」です。懐かしいな~。
あと「さびしいカシの木」。
やなせさんの歌詞は本当にかわいらしくて、でも深くて
考えさせられる、ステキな詩でした。
そうそう2部の最初、ピアニストの御邊さんが弾かれた
「メリーウィドー」メドレーですが
確か兵庫県立芸術文化センターで昨年行われたオペレッタですよね。
芸術監督でもある佐渡裕さんが指揮をして出演者の中には
池田直樹さんもいらっしゃいました。
なんだか縁を感じます。
そしてピアノですが今日はスタンウェイ。
とっても奇麗な響きでいい音が聴けました。
会場はこじんまりして野球のダイヤモンドを思い浮かべて頂くと解りやすいと思いますが
セカンドの位置にステージがあって客席は扇状に広がっています。
誠さんも30年ほど前に御邊さんのピアノで歌われたとお話しして下さいました。
マイクを通さない声を聴くにはちょうど良い大きさだと思います。
また何か良い演目があれば聴きに来たいなぁ。
今回のような演目だとさらに良いのですが。
万里生くんは「本来の自分の姿」と言っていたので
これからもまた彼のテノールが聴ける事と思っています。

最後にお話のDNAはあるんですかねにひひ