もう年が明けてしまいましたが去年歌った第九の感想などを。

計3回の演奏会のうち1回目を聴いた時
「今までの第九と違う」と思ったのですが
ソプラノのボイストレーナーの先生が
「今回は管楽器が良く聴こえた」とおっしゃってました。
確かにその後2回舞台上で聴いた時も弦楽器が
繊細に、かなり音量を押さえて弾いていて
その代わりに管楽器の音が目立っていて。
母が1回聴きに来たのですが全然違う曲に聴こえたと言ってました。
これが指揮者による違いなんでしょうね。

今回指揮した方はこのオーケストラを指揮するのはこれで最後になります。
だからなのかラスト3回目の演奏は凄みがありました。
第一楽章は特におどろおどろしい感じがするので余計にそう思ったのかもしれません。
最初指揮棒を持って振ってらっしゃったんですが
気が付くと指揮棒が無いビックリマーク
後ほど打ち上げの時伺ったら指揮台が狭かったため置いたとの事でした。
で、寝ない為にも(はてなマーク)指揮者の方の手元を見ていたら
なんだか指から糸が出ていてすべての楽器とつながっている様でした。
久しぶりにゾクゾク鳥肌がたって来て涙が出そうに。。。
そのうちに第二楽章へ。
私が好きなのはやっぱり第二楽章かな。
途中休符が出てくるのですが、その緊張感が好きです。
その緊張感の先にはなんだか希望が見えて来た様な
楽しいメロディが出てきます。
そして第三楽章。
管楽器が重なっていってハーモニーを作る所がとってもきれいで。
でも。。。眠くなっちゃうんですよね~。
感じとしては何か希望を見つけて安堵した感じかな。
で、いよいよ第四楽章。
今まで奏でて来たメロディーはすべて否定されます。
その後見つけてこれだビックリマークと確信されたものが
皆さんの良く知っているメロディーとして出てきます。
最初はコントラバスとチェロがそのメロディーを弾きます。
この低音がいいんですよね~。
そしてその後また振り出しに(第四楽章の頭)に戻るのですが
今度は合唱がメロディーを歌っていきます。
客席で聴いていても、舞台上で聴いていても
この第4楽章が始まるとお客さんも舞台上の合唱団も
ピッと緊張が走るのが感じられるのが面白いです。
ここまで来ると歌うものとしては覚悟を決めて
流れにそって気持ちを込めて歌うだけです。

さて今年はまた指揮者の方が変わります。
いったいどんな第九になるのでしょう。
とっても楽しみです。