跋鬼という異形の化け物に悩まされている蒼龍皇国の公子・瓏蘭。
人々に『水晶の君』と愛され、麗しい美貌と優しい心を持つ瓏蘭は、命がけで跋鬼との戦いに向かう将軍・凱焔への褒美として、『一夜限りの花嫁』になることを命じられる。
たった一晩だけ。限られた時間の中、激しい口づけとともに凱焔の子種をたっぷりと注がれた瓏蘭。
嵐のように去った男を忘れられずにいたが、傷を負いながらも跋鬼を倒した凱焔が舞い戻り、「俺だけを飼うと仰って下さい」と縋りつかれてしまい――!?
表紙の印象から、勝手に高飛車な感じの受かと思っていたら
凄いまっとうな受様でした
しかもスペック高いのに不憫受…
宮緒先生の、ぶれない犬作家として心意気がここにも生きておりました
でも、結構攻も苦労してる
犬攻の中では、凱焔はまだまともな方かも。
ファンタジーなのは解っておりますが、いつも受のお尻は大丈夫なのか心配してしまいますね(^^;
(案外丈夫な受)
犬(人間)と犬(動物)のつまらない嫉妬による喧嘩とか、大層微笑ましく読まさせて頂きました
これがもしオメガバースだったら、子供が増えまくって大変そうですね
そして子供に絶対嫉妬する攻…(笑)