無排卵月経の特徴(セルフチェック方法と治し方)
無排卵月経とは

無排卵月経とは、生理のような出血はあるものの、何らかの原因で月経周期に1回あるはずの排卵がない状態を指します。
女性の身体は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンに大きく影響を受け、排卵・月経が起こるのですが、無排卵月経は、ホルモンバランスの乱れや他の病気が原因となり、排卵できていない状態です。人によっては生理不順や不正出血などの症状も見られます。
無排卵月経のセルフチェック
無排卵月経のセルフチェック
無排卵月経の簡易的なチェックシートです。ご自分でチェックしてみてください。
月経周期が短い、または長い
出血量が少ない、または多い
月経周期がバラバラで不安定
月経時以外に不正出血がある
不妊(避妊せずに1年以上経過した)
基礎体温の高温期がない(一相性)
上記のセルフチェックで1〜2個以上あてはまる方は、無排卵月経の可能性があります。もちろん、医師の診断を待たねばわかりませんが、無排卵月経のリスクがあるので、婦人科を受診しましょう。