パーキンソン病とは、体が動かしにくくなったり、震えたりするなどの運動に関わる症状が出る病気です。

脳の指令を伝える“ドパミン”と呼ばれる物質が減ることによって起こりますが、ドパミンが減る原因ははっきりとは分かっていません。

 

 


 

 




 

 




 

 

パーキンソン病の症状は、大きく分けると運動症状と非運動症状があります。特に運動症状はパーキンソン病に特徴的な症状で、パーキンソン病を診断する際に必ず確かめられるものです。
運動症状:
じっとしているときに手足が震える
筋肉が硬くなって、体をスムーズに動かしにくくなる
動きが遅くなり、細かい動作がしにくくなる
歩くときに足が出にくくなる
体のバランスが取りづらくなり、転びやすくなる
など
非運動症状:
便秘になる
尿を出す回数が増える
立ちくらみがある
いくつかの手順を踏む行動が計画できなくなる
もの忘れがひどくなる
においがしなくなる
夜眠れなくなる、日中眠くなる
気分が晴れない
身の周りのことへの関心が薄れる
日常動作をする気力がなくなる
疲れやすくなる
肩や腰、手足の筋肉に痛みがある
体重が減る
など